内容説明
獅国王・豪粋との宴で皇帝・煌慶のピンチを救った新米茶師の楓花。しかし楓花を気に入った豪粋は、楓花を獅国に寄こせと圧力をかけてきて!? 断るためには、未だ空位の宮廷茶師になるしかない――! 楓花は煌慶の叔父・斐周が味方する茶師・孤空と宮廷茶師の座をかけ勝負することになるが……。
「俺は未来永劫、あなたを手放すつもりはない――」孤独な皇帝と茶師の中華風ラブ・ファンタジー、激動の続編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
41
無事宮廷仕えの茶師となった楓花。となれば2巻はライバルの登場で間違いないでしょう。様式美vsおもてなしの心。突き詰めた美学を理解できないなら拒絶する……という所に考えていた色々の事があいたたたーと色々なりました。やっぱりお茶は明るく開かれたものが好きだし、私も仕事に対していつも明るく開かれた状態でいたいなあと思いました。彼は確かに美しいけれど不親切。お茶の葉に対しても誠実ではないのかも。この調子でいけば三巻は恋のライバル出現変ですが、ここでめでたしめでたしと終わりみたい。とりあえずお茶が飲みたくなりました2018/02/28
ぐっち
14
今回は他の茶師とのバトル。負けたら隣国行き(それも悪くない気もするけど)でハラハラさせて良かったです。あれ、完結なのかな?最近のビーンズは短いからな…。2017/02/11
粋
8
前回より読み応えがあった。茶師対決が面白かった。特にお題が。それに、斐周との決着のつけ方は潔くてよかった。ただ、次がないのであれば、最後もうちょっとしっかり書いてほしかったな。『龍国史記』でその後どうなったかとか。2021/12/15
一条梓(アンフィトリテ)
5
愛荘町立秦荘図書館から。これで終わりみたいですね。今回も面白かったです。相手の為に入れるお茶。その人の事を考えて入れるという事ですが、なかなか出来ないような気がします。この話を読んでいて茶道を考えた茶人のような感じのお坊さんが出てきましたが、美を追求するのもその人の考えでそれはそれでいいと思います。なんでもそうだけど甲乙つけがたいものが多々存在するからね。月観てお茶も良いなぁ、確か2018年1月2日満月でスーパームーン(一年に1度か2度しかない)らしいから月見も良いかもね!2017/12/27
由貴
4
続けようと思えば続けられる気がするけど、これで完結なんだろうか。茶の問いの答えは読んでてなるほどと思った。お茶が飲みたくなる作品だなぁ2017/10/04
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