内容説明
2017年、日本国憲法は、施行から70年という節目を迎えます。国会では、憲法を改正すべきか否か、与野党の立場を超えて今も活発な議論が続いています。私たちも、日本の主権者として憲法改正を最終的に決定するためには、国民投票法の内容を知った上で、憲法改正に対する賛成・反対の立場、いずれもが納得して国民投票に臨むことが必要です。本書は、国民投票法を初めて学ぶ人のために、憲法改正の全体像や手続の流れを順に沿ってイラスト入りで解説しています。
目次
●序 章 いま、なぜ国民投票法が注目されているの?
●第1章 憲法改正、国民投票法って何?
●第2章 憲法審査会は、どんな組織なの?
●第3章 憲法改正の発議、広報は、どう行われるの?
●第4章 投票日、投票権のルールは、どうなっているの?
●第5章 国民投票運動って何?
●第6章 国民投票の結果は、どうやって決まるの?
●第7章 国民投票法の今後の課題って何?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryusuke Minato
0
憲法改正の「国民投票」についてだけではなく、発議に至る過程など含め、コンパクトにまとまっている印象。 現在自民党で議論されている改正事項は、個人的にはどれも受け入れられないor不要だと思うけど、万一に備えて、そういう人でも確認しておいた方がいいと思う。 しかしまぁ、1回の投票で800億円。憲法改正せずとも可能な教育無償化や「1票の格差」への対応、そして弊害の方が大きいと思われる9条改正や「緊急事態条項」制定。 本当にこんな莫大な国費と国民のエネルギーを、改憲に割きますか???2017/12/29
Rusty
0
国民投票法の制定に携わった当人の著書。憲法改正という作業の性質として、全体を一度の変更するのは妥当ではなく条項ごとに変更案を出すべきという点、「永久の」「普遍の」といった文言が入っている条文は変更の対象にはならないという点など、地に足がついた憲法改正論議(改正するとすれば)の地ならしだと思う。2018/08/07
-
- 電子書籍
- 小説 ショウタイムセブン 集英社文庫
-
- 電子書籍
- SERVAMP-サーヴァンプ-【分冊版…
-
- 電子書籍
- C.O.P【タテヨミ】第34話 pic…
-
- 電子書籍
- 両性α 3~生意気キメラは逆らえない。…
-
- 電子書籍
- BE-PAL (ビーパル) 2015年…