内容説明
極限状況での謎解きを楽しんだ読者に驚きの〈真相〉が襲いかかる。
友人と従兄と山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った家族と地下建築「方舟」で夜を過ごすことになった。翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれ、水が流入しはじめた。
いずれ「方舟」は水没する。そんな矢先に殺人が起こった。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。タイムリミットまでおよそ1週間。
生贄には、その犯人がなるべきだ。――犯人以外の全員が、そう思った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
296
あぁ、、何て後味の悪い。どの道でも後味が悪いのは確かだな。パニック、サスペンス、サバイブが1冊に収まっていた。あとがきで、何度も読めと書いてあったので来月あたりに再度読んでみるかな?2024/09/01
ゲンタ
265
単行本の方に感想書きました。 https://twitter.com/orihakategnat/status/16913853561749012482024/06/11
中玉ケビン砂糖
259
#読了 加筆修正点通過、解説(有栖川有栖)通過。2024/08/21
たつや
239
よく出来たミステリーだし、ラストは、そうくるかと爽快やった。 でもでも、この方舟そのものが、ちょっと無理があるよなぁ。 うーん、どうやって資材を入れたんだ? だいたい、浸水したら、水圧で扉は簡単に開かなくなるので、 果たして、生存者は??? と、うがった考えはよしておこう https://sunnext.exblog.jp/33215246/ ブログ:2024/11/22
kouya
183
地下建築「方舟」に閉じ込められた10人。尚且つ、殺人事件が発生し誰かを犠牲にしなければ生還できない環境。リア友の「面白いよ」の一言で手に取り、読み終え「うわぁぁぁ」と思わず声が出て頭を抱えた。この結末、読了中に見破れる人がいるのなら凄い。私には全く想像できない真相だった。有栖川有栖の解説が、更に犯人の思考をわかりやすく解釈し、人間の生きたいという欲求を見せつけられた。2025/03/14
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