内容説明
極限状況での謎解きを楽しんだ読者に驚きの〈真相〉が襲いかかる。
友人と従兄と山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った家族と地下建築「方舟」で夜を過ごすことになった。翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれ、水が流入しはじめた。
いずれ「方舟」は水没する。そんな矢先に殺人が起こった。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。タイムリミットまでおよそ1週間。
生贄には、その犯人がなるべきだ。――犯人以外の全員が、そう思った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
635
夕木春央は初読。10人が地下の方舟に閉じ込められた、いわば典型的なクローズド・サークルのミステリー。犯人を探すのは犠牲者たる、この10人。しかも、ここから脱出しなければならない。犯人のとった方法と論理は、この中ではいたって合理的で納得できるものである。ただし物語の構想自体が机上の空論めいている。まず、方舟だが、カルト集団が作ったと言うが(着想はオウム真理教の上九一色のサティアンだろう)地下3階建ての筐体様の建物など、とんでもないくらいの資金力(しかも、実用的には無駄な)がいるだろう。次に犯人の⇒2026/06/02
ゲンタ
341
単行本の方に感想書きました。 https://twitter.com/orihakategnat/status/16913853561749012482024/06/11
mako
332
入院中に読了とともに消灯時間。こんなに後悔した読書は久しくない。怖い、怖い、怖いよう。本が枕元にあるのも怖い。これでは病気に支障が出る。翌日病院の書籍部にいた見知らぬおじさんにこの本をあげようとしたら、不審な顔をして逃げられた。私まで怖い人になっている・・・。2025/03/14
佐藤ゅ
332
これで終わりでいいの?エピローグはむしろ本編の延長で、その後に本当のエピローグがあるんじゃないの?と思わせるラスト。2025/02/02
たつや
327
よく出来たミステリーだし、ラストは、そうくるかと爽快やった。 でもでも、この方舟そのものが、ちょっと無理があるよなぁ。 うーん、どうやって資材を入れたんだ? だいたい、浸水したら、水圧で扉は簡単に開かなくなるので、 果たして、生存者は??? と、うがった考えはよしておこう https://sunnext.exblog.jp/33215246/ ブログ:2024/11/22
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