内容説明
世界で最も大きなお墓は、大阪にある! しかし、なんでそんなに大きなお墓を作ったのか……。われわれはどこからやってきたのか、われわれはどこに行こうとしているのか……。古墳がわかれば、古代史がわかる。古代史がわかれば、日本人の正体が解き明かされる。人気歴史作家・関裕二、渾身のオリジナル書き下ろし作品のテーマは、ズバリ「古墳」です。古墳の謎の旅に、いざ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやけん
31
★☆☆☆☆かなり難解です。古墳に詳しい人向けです。もう少し分かりやすくしないと。造営当時に古墳を復元すればインパクト大。神は大自然と同じ。荒ぶる神を祀る。ピラミッドの話は飛躍しすぎな気がする。2018/11/13
マサ
2
考古学的な発見と日本書紀などの文献解釈を加えてヤマト建国を推理する。特に面白かったのは纏向遺跡から発見されている土器の地域的な偏りから物部氏がヤマト建国に果たした役割を推論する部分。また、古墳に埋葬するまでに一度遺体を放置し白骨化させたことは初めて知り驚いた。2022/10/15
少穆
1
話があちこちに飛ぶので読み手に古代史の知識を要求される。私には苦しく、「結局何が主張したかったの?」という読後感。2017/02/25
わら
0
著者の北部九州・出雲・吉備を巻き込んだ古代史観が好き。しかし本書では尾張が絡んできた。尾張が古代史に関わらないことにちょうど疑問を持っていたところなのでちょっと嬉しい。2024/08/25
おおい
0
参考程度に2020/06/14