内容説明
女性を狙った凶悪事件を担当することになり気合十分の凜々子。ところが同期のスキャンダルや、父の浮気疑惑などプライベートは恋のトラブル続き!? しかも自身満々で下した結論が大トラブルに発展し!?
※本書は、二○一三年三月に小社より刊行された単行本「正義のセ ２」を、改題のうえで文庫化したものが底本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
future4227
59
おいっ、そんなとこで終わりかよ！と突っ込みたくなるような絶妙なタイミングで第２巻が 終わり。これじゃあ第３巻も読むしかないじゃん。と言っても、もともと読むつもりだったが。今回は主人公の凛々子がかなりの大ピンチ。凛々子に限らず、女性ばかりが損をする理不尽な社会に阿川さんが物申しているかのよう。そして、最弱モードの凛々子を支え、何も責めずに守ってくれる家族が素敵すぎる。2018/05/14
shincha
39
コメディかと思っていたけど、結構シビアな展開になってきた。ページを捲る手を止められない。単純だけど正義感の強いリリコ。冤罪事件に絡み、難しい立場に置かれる。30手前で実家で妹と同部屋2段ベッド…は、ちょっと無理があるけど…3巻を探して読まなくちゃ。面白い！2024/09/20
ゆきちん
38
やっぱり言わせてもらうけど、この終わり方は無いわー。週刊のマンガやないで、しかし。続いて読みますけども。さて、融通キカンチンまっすぐな凛々子が特に嫌いそうな強姦被害。まぁそれなりに…と思った前半から怒涛の後半で、あのラスト！奮闘検事もの。面白いです。2019/08/01
ロボット刑事Ｋ
27
私は正義の味方ですから、あらゆる犯罪を憎みます。でも、罪を憎んで人は憎まず、なんて悟りは開けてませんけど。そんな私が特に憎悪の対象としてるのが性犯罪です。殺人で殺されるのは一度きりですが、性犯罪は、その後の人生で繰り返しその人を殺します。犬に咬まれたと思って？冗談じゃありません。今回はのっけから非常にブルーな気持ちになりました。その事件がまさかこんな展開を見せるとは。冤罪は司法の敗北です。冤罪は検察より警察こそが叩かれるべきと思います。☆４つで。あんな終わり方されたら、すぐ次を読みたくなってまうやろー！2022/05/28
HMax
23
難問に猪突猛進の凛々子。「アラサーはキツイ筋トレの時代。ひどい筋肉痛になやまれるほど、どんどん強くなる。」、今回は冤罪事件と旧友の裏切り、いくら「相手が感情的になったら、なおさら冷静に」と鳩尾（みぞおち）を押さえても、どうしようもないぐらい爆発する事件が多すぎる。頑張れ凛々子！と思ったところで、次巻へ。 備考：小6の子供が先に読んだんですが、英里奈の凛々子への相談「立たなくなったんです」、これはまずかった。。2019/04/13
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- 花ゆめAi Vol.28 花ゆめAi
