角川文庫<br> 正義のセ ユウズウキカンチンで何が悪い!

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角川文庫
正義のセ ユウズウキカンチンで何が悪い!

  • 著者名:阿川佐和子【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2016/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041013373

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内容説明

東京下町の豆腐屋生まれの凜々子はまっすぐに育ち、やがて検事となる。法と情の間で揺れてしまう難事件、恋人とのすれ違い、同僚の不倫スキャンダル……山と谷ばかりの日々にも負けない凜々子の成長物語。

※本書は、二○一三年二月に小社より刊行された単行本「正義のセ」を、改題のうえで文庫化したものが底本です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゴンゾウ@新潮部

114
阿川さんの小説は初読です。ドラマの豆腐屋一家の印象がぴったりでした。下町気質の融通が効かない新米検事凛々子の成長期。一本気で真っ直ぐだけど危なっかしい凛々子。思わず頑張れと声をかけたくなりました!2019/01/25

future4227

64
コメディタッチの女性検事の物語。ドラマとは若干人物設定やストーリーが異なるため、ドラマを観ていても、あまり重複せずに小説は小説として楽しめる。ドラマでは事件解決に重きが置かれているが、原作は主人公の家族や恋人、友人など、プライベートな話をメインに据えている。そのため事件の方は意外にあっさり片がつく。でも、それはそれで面白い。ドラマほど猪突猛進タイプの主人公じゃないから、そつなく仕事をこなしていくのかなと思いきや、スイッチが入った時の豹変ぶりが面白すぎ。検事だって普通の人間だってことだね。2018/05/12

アリス

37
ドラマ化するので読んでみた。 主人公より妹の方に好感と興味あり。主人公なにげにヘタレ(^_^;)2018/04/07

ゆきちん

34
下町の豆腐屋の娘が、小さな頃から正義感が強くて、検事になって新米検事として奮闘するお話。いろんなケースがあるよー。お年頃だけに恋の話も。サブタイトルの『ユウズウキカンチン』で悩んでるけど、立派な検事になってください!続編があるので、どうなっていくのか楽しみです。2019/05/30

のんちゃん

34
東京の下町勝どきにある豆腐屋の長女凛々子は、幼い時のある人の一言がきっかけで、検事となった。憧れの仕事は難題続きで...。この凛々子の成長物語。阿川佐和子さんの本は確か3冊目。すごく簡潔な文章でドラマを観る気安さで読書できた。主人公凛々子の実家の商売が豆腐屋なのが、実にいい!朝帰りの凛々子をすでに仕事を始めている家族が迎える。凛々子の仕事との対比、硬さと緩やか、冷静さと温かみが面白く、検察での仕事の緊張から、読み手も凛々子と一緒に帰宅するとホッとする。既刊シリーズがすでに4冊。続けて読みたい。2018/02/18

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