内容説明
つかの間の時間を過ごしただけなのに、また、彼女の隠された素性を知ってもなお、どうしようもなく彼女に惹かれる龍。彼女を追って軽井沢、石垣島と、静かなる男の激しい戦いが始まる――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
92
上巻を読んだ勢いで、そのまま読むべきなのはわかってはいましたが結局、少し間が空いてしまってからの下巻読了となりました。大沢先生の綴るストレートなハードボイルド作品でしたが、テンポは少しおとなしい感じかと。ラストのお決まりなバタバタ活劇もある意味、作者さんらしい流れでした。何人か登場人物が出てきますが、やはり私が年齢を重ねてしまったせいか、イマイチ感情移入できず。どの人も基本、自分のコトしか考えない、考えれないキャラが大半でしたね。タイトルの'秋'にちなんで、手にとりましたが、あまり秋らしさは伝わらず。2025/10/27
007
19
最後はやっぱりハードボイルド。ドンパチ。なんとなく物哀しい感じで終わったかな。しかし、松原みたいな硬派な男は世の中にそうそういないのでは。命をかけて助けに来てくれるなんて、憧れのシチュエーションだが、その前に命がかかった状況に陥りたくはないな。文章はいつものように読みやすく最後に向け話の展開も早くなり読みやすく面白かった。2015/03/28
タナー
10
都会のしがらみから逃れ、外房の別荘地で静かに暮らす男・松原。そんな彼の前に、ある日突然現れた美しい女・杏奈。彼女に強く惹かれる松原は、それとは知らず次第に深い闇へと追い込まれていく。そんな中、かつての親友・ケインが松原のもとを訪れるのだが....。 読メを始める何年か前に一度読んでいたものだが、楽しめた。ストーリーは複雑ではなく、比較的静かに進んでいくが、何故か心に深く残る作品。大沢氏らしいハードボイルド。2020/05/03
ヱビス
9
愛に溺れて猪突猛進した主人公は、アンダーグランドな連中たちと出会い、交渉や脅迫までする。 結果、何も得られず、唯一の親友と愛した女性を失い、それをノンフィクションの小説にするのだった。という悲しい話。2014/03/13
terukravitz
5
★★★★☆2021/09/13
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