内容説明
都会のしがらみから離れ、海辺の別荘地で愛犬と静かに暮らす松原龍。
だが、ひとりの女との出会いが、その生活を激変させた。
浜辺で出会ったその女・内村杏奈は、アメリカで急成長を遂げた日系企業ムーン・インダストリーの会長・秋月のもとから逃げてきたという。杏奈に対し、とうに捨て去ったはずの恋愛感情がわき上がるのを覚えた龍は、彼女をかくまうことに決めるのだが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
89
刊行されたのは2003年で、今から20年以上前の作品にはなりますが、古くささみたいなモノは全く感じません。大沢先生のキャリア的には20年ほど前ぐらいだと、ちょっと前レベルですからね。『読書の秋』シーズン突入でタイトルに'秋'とあり、ハードボイルドとくればドンピシャと思い、手にとりました。1人静かに暮らすちょっとワケありそうな男「龍」の元に、これまた更にミステリアスな美女「杏奈」が現れます。しかし、現れたのも束の間、彼女はある日、「龍」の前から突然姿を消してしまいます。単純明快な展開が読みやすくていいです。2025/09/04
007
18
突然現れた謎の美女と、外房で下界から離れて暮らす漫画の原作者。何がどうなるのか気になりながら読んだ。どうでもいいけど、アカイカって千葉でも捕れるんだな。いろいろ展開があって下巻へ。2015/03/28
水素
9
序盤、釣りの話が沢山出てきます。煩わしい都会の生活から抜けて、田舎での生活を始めるって言うのはつかれた人間誰もが望んで、思い描くものではないでしょうか。その田舎の暮らしをずっと楽しいと思えるか、始めてみるとやはり都会の空気が懐かしくなって退屈だ、と思うか…。その辺りはその人の性格が大きいんだろうなあ。今回の主人公はヤクザではないのであんまりドンパチは(現時点では)ないですね。しかしたまたま知り合った女の人との関係が、自分との過去にあれだけ密接に関わっているというのは第三者からみたら少し不思議ですよね。2014/03/11
ヱビス
8
世捨て人のような主人公が美女に夢中になって、得体の知れない状況に首を突っ込む話。2014/03/10
テニやす
6
ハードボイルドな2.5枚目と美女。何とか秋月に一矢。。。2015/11/27




