幻冬舎単行本<br> うちの娘はAV女優です

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幻冬舎単行本
うちの娘はAV女優です

  • 著者名:アケミン【著】
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 幻冬舎(2017/01発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344030558

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内容説明

AV女優は、親も応援する普通の職業になったのだ。「裸を売る仕事」をめぐる親子関係、価値観の変容を浮き彫りにする衝撃作!

「お母さん、ごめんね。
……でもどうして、謝らなくちゃいけないんだろう。」
―――紗倉まな(AV女優)

「AV女優は別世界の存在ではない。
彼女たちの言葉には、常に現代社会が映し出されている。」
―――中村淳彦(ルポライター)
 性業界には、現在の変化がもっとも速く、顕著にあらわれる。では、親が応援するAV女優が増えていることは、何を意味するのだろうか。
本書は、「カラダを売る仕事」をめぐる社会の価値観、親子関係の変化を10人のAV女優のインタビューから浮き彫りにした。
同時に、彼女たちの言葉をよりわかりやすく理解するために、「AVアイドルの存在」「ギャラの実情」「女性たちの好奇心」など、「AV女優の仕事環境」がわかるコラムを収録。
女性たちの生き様、性に対する価値観はさまざまで、一筋縄ではいかない。それは本書のAV女優たちの言葉にもあらわれている。ある人にとっては、たくましい女性たちに思えるだろうし、ある人にとっては、彼女たちの性に引きずられることにいたましさを感じるかもしれない。
ただ、彼女たちの徹底したプロ意識には誰もが驚かされるのではないだろうか。
ここに「親公認」が生まれる理由があるのかもしれない。
現代の性意識の最先端を読み取れる衝撃の一冊。
・「親公認」は売れるAV女優の必須条件。
・事務所へのお中元、お歳暮を欠かさない母親
・父の暴力とお金のない家。母を守りたい一心だった娘
・ファン向け動画についてアドバイスする父親
・不特定多数を相手にする風俗よりAVのほうが安心だという親
・52歳の人気AV女優が父親に打ち明けた理由……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆずぽん

28
10人のAV女優へのインタビューをまとめたもの。タイトルからして娘がAV女優になったことを知った(親バレというらしい)親の葛藤とかが読めるのかと思っていましたが、あっけらかんとした彼女たちの告白のような・・職業に貴賤はない・職業選択の自由とはわかってはいるものの、理屈ではなく嫌としか言いようのない感情がフツフツ沸くと同時に、性産業へのボーダーラインがとても低くなっている事に驚愕した。2017/03/06

モコモコ

11
全編娘目線で親子関係を語っているのでタイトルから想像していたのと違っていた。親側の話を聞いてみたかったな。父親に性的虐待されてるのに何とも思ってない子の家庭の話がとても怖かった。本人が気にしてないかどうかじゃなくて完全アウトでしょ…2017/12/13

ミワ

8
図書館本。本のタイトルから親へのインタビューだと思ってた。2023/08/20

n75

6
同性だし自分も同じ業界に身を置いているからか、かなり擁護的な、プラス目で書かれている。親公認といっても片親は反対していたり、知ってはいるけど賛成はしたないという人が大半。職業に貴賎はないと、この手の業界の人の本にはよく書かれているけど、事実差別や批判をされるということは代え難いだろう。それとプライドとプロ意識を持って働くことは別問題かと。性欲が強いとかアイドルになりたいとか自分の中での受容と供給が合致している人は幸いだけど、多くが葛藤とともにいずれは抜けていく世界だし、選ばれた人しかできない仕事だと思う。2017/03/30

rie

4
親目線や親子揃ってのインタビューもあると、より話に信憑生が出て内容に深みが出たかなぁと思う。AV女優なんか一昔前は墓場まで持っていくぐらい人に知られたくないことだったはずが、最近では「セクシー女優」という肩書きで堂々と地上波にまで出てくるんだから凄い世の中である。脱ぐことに対して躊躇や抵抗が少なくなっている世の中で供給過多の中、出演理由が「お金」ではなく「好きだから」であるのも大きな驚きだった。これからは1つの職業としてステータス化するのも時間の問題かもしれない。2017/04/06

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