内容説明
二十一世紀、現代世界に騎士は存在していた。
中世ヨーロッパで生まれた騎士団のほとんどが近代化や国家間の争いに巻きこまれ消滅する中、現在まで続くほぼ唯一の騎士組織があった。
それは、〈〈現世騎士団（ナイツ・オブ・ザ・ワールド）〉〉―――。
花房 葉太郎（はなぶさ ようたろう）は騎士団を抜け出し街をさまよう中、一人の少女・鬼堂院 真緒（きどういん まきお）と出会う。
屋敷で孤独に暮らす真緒を見た葉太郎は、彼女の側にいて見守ることを決意する。
そんな葉太郎には誰にも知られてはいけない〈〈仮面の騎士・ナイトランサー〉〉という、もう一つの姿があった。 ナイトランサーであることを隠しながら過ごす、真緒との穏やかな日々。
しかし、その日常は突然に打ち破れられてしまう。
しかもこの事件の裏には、葉太郎にとって受け入れがたい真実があった―――。
葉太郎は、真緒を護ることができるのか！？
今、王道ナイトバトルアクションの幕が上がる！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
57
帯の虚淵 玄さんが薦めているので買ってみたけれど、私には合わなかったです。中世ヨーロッパで生まれた騎士団のほとんどが近代化や国家間の争いに巻きこまれ消滅する中で、現代社会に生きる騎士がいる世界。そんな中、騎士を辞めたい主人公は叩き込まれた体質のせいでヒロインの真緒の問題に首を突っ込んでいく。ひたすらヒロインたちとの日常や会話が続いて、途中から読むのがしんどかった。2019/04/04
まりも
20
茨乃さんのイラストは相変わらず可愛いなぁ。ちっちゃ可愛いキャラ描かせたら右に出るものはいませんね。肝心の内容ですが騎士が活躍する王道ものでしょうか。分厚い本書にありきたりな内容を詰め込むだけ詰め込んだだけレベルなので読んでいて疲れる。本の分厚さの割にはただただ薄い物語を垂れ流すだけなのはやめてほしいです。たぶんこの作品は茨乃さんのイラストを楽しめたらそれで終わりですね。次巻はいりません。2013/12/11
朝夜
15
読了。とりあえず題名は英語なのかｶﾀｶﾅなのか､巻数表記はﾛｰﾏ数字なのか算用数字なのか丸囲み数字なのかﾊｯｷﾘさせようか(ｵﾁﾂｹ ｻﾌﾞﾀｲも表紙に書いてあるだけでしたね…私､そういうの気になります。(ﾏﾃ 内容は現代にも騎士がいるという設定でしたがこの騎士がなんか騎士というより痛い妄想の白馬に乗った王子様的で…うん､､､､なんか色々とｷﾞｬｸﾞみたいな感じでした。戦闘は酷いの一言です｡2013/12/04
nawade
12
★★☆☆☆ アニメの出来が酷すぎるので、原作はどれ程のものかと積読していた封印解除してみれば、うん、アニメは原作に忠実なだけだったんだな、これはどうにもなりませんわ。アニメになるべくしてなった企画だが、外れるのはわかっていたので、あれだけ低予算なんだなと納得。それにしても、これ、どの位の年齢を対象に描かれた本なんだろう？現代のお伽話を描きたかったんだろうけど、ちょっと騎士道行為が寒すぎる。コメディだったら許容できるけど、この作風では。真緒に対する育児放棄とかちゃんとした理由あるのだろうか？2015/11/15
1_k
11
半分でギブアップ。帯は、まあ営業トークというかリップサービスか。コンセプトは分からんでもないが、９０年代位のコミックかアニメにありそうな古臭さ。それを技術的に補えればよかったが、技量も足りていないので十分書ききれておらず。無駄な尺の長さもあってひたすら退屈。少なくとも、構成は何をおいても見直すべき、という判断は新興レーベルには無理だったか。2013/12/15
