内容説明
犬を繁殖するに当たっては、生まれてくる子犬の健全性、また毛色がどのように遺伝していくのか、さらに劣性遺伝とはどのようにして起こるのかなどの、繁殖を志す方であれば 当然知っておかなければならないことがたくさんあります。
しかし、繁殖者やこれから繁殖を目指そうとする方は、経験値をもとに繁殖を手掛けているのが実情です。
経験も大きな要素ですが、その上に学問が加わればより一層、目標に近い子犬を作出できるはずです。
特に毛色の遺伝などはなかなか思うようにはいきませんし、組み合わせによっては、健康を損ねた子犬が生まれることもあります。
本書は誰もが知ってるメンデルの法則から、DNAの正体など、平易は文体と表現でわかりやすく解説します。
目次
1 遺伝学の基礎
2 毛色の遺伝
3 毛質の遺伝
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あるにこ
9
半分で挫折。犬の遺伝子とあるが、毛の遺伝子に関わる内容しかなく、狭く深いといった内容。そのため玄人向けの本に感じ、最後まで読み進められなかった。2021/06/04
tall_hemlock
0
この本を読んで犬の遺伝学に関してよくわかるかというと、うーん、そもそも犬種について詳しくないので、ぱっと犬種の名前を出されてもついてけないから厳しかった。ただし自分が遺伝学の本好きなのはよくわかった(わくわくする)2017/12/19
Mihoko
0
やっと読み終えた。 BとかAとかHとか・・・、こんがらがります。解説にもっと写真を使ってもらえるとわかりやすかった。絵だといまいち。 遺伝を知らずして繁殖すると先天的病気・胎生致死を引き起こす。 見た目だけでの交配をせず遺伝子レベルでの交配が犬たちの幸せにつながっていくという本です。 2016/12/09