内容説明
祖父から譲り受けた古民家を改造し、外国人旅行者向けのゲストハウス「八百万(やおよろず)」を開業した元バックパッカーの安堂美香。オープンから九カ月。同僚の亮介、ミシェル、そして宿のマスコットである柴犬のヤタローとともにおくる、外国人ゲストとの楽しくもドタバタな毎日とは――。 外国人ならではの視点で、日本のいいところを再発見! 和の温かさに触れる物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
相田うえお
160
★★★☆☆17002 初読み作家さん。外人向けゲストハウス経営の女性が主人公の連短話。youは何しに日本へ?みたいな。①インドカレーを食べたくなります。そういえば究極の選択って昔はやりましたよね。カレー味のウ◯コ と、ウ◯コ味のカレー、あなたならどっちを食べる?ちなみにサフランライス好き?②ワンコ絡みの話。読メの方々はワンコ派とニャンコ派どっちが多い?③当方!フィンランド行ってオーロラ見てサウナ入って氷の湖に飛び込んでみたい!ただしそのあとは日本酒だ!④当方が女装したら渋谷で声かけられるかなぁ?挑戦?2017/01/07
ぶんこ
65
同じような設定のゲストハウス本を読んでいたので、最初は同じ本を借りてしまったかもと思ってしまいました。設定が似ていました。ゲストハウスと近くの商店街との雰囲気とか。流行り始めているのでしょうか。海外のゲストハウスは怪しげだったり、不潔だったりといった印象なので、東京で、この値段で、この立地でこのスタッフさんたちとなると、お得もお得のゲストハウスでしょう。住むつきたくなるのも納得。こんなゲストハウスが台北にあったら1ヶ月くらい泊まりたい。美香さんは恵まれてますね。面白かったです。2017/03/29
のんちゃん
45
元バックパッカーの美香は祖父から譲り受けた古民家で、同じく世界を回ってきた亮介とフランス系アメリカ人のミシェルとゲストハウス八百万を営んでいる。そこにやってくる外国人客との日々の物語。ずっと積んであった一冊。発行は2016年。この頃、日本はインバウンド需要に沸き、街中でも沢山の外国の方々を目にした。現在の状況と比べると物語は楽しいものなのに淋しさが漂う。疫病に加え世界は不穏な状況。安全、安心、景気にも影が色濃く差す。早くこの物語の世界に実世界が戻る様、今は祈るしかない。2022/03/11
ぽろん
38
前から気になってた一冊。やっと読めました。世界を旅するのが好きな美香が祖父の家を改築してゲストハウスを始める。絶品カレーも食べてみたいし、芝犬のヤタローが可愛い過ぎます!美香と亮介、ミシェルの三角関係も気になるところ。次巻待ってます。2018/01/12
りり
26
とってもおもしろかった。 ゲストハウスに泊まってみたい。 いろんな外国の人と交流してみたい。 どの話も素敵なストーリーで心がほっこりします。2019/10/09
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