田中角栄 人を動かす話し方の極意

著者名：齋藤孝【著者】

朝日新聞出版（2016/12発売）

• ISBN：9784022514257

内容説明

なぜ人々は田中角栄に魅了されるのか。今も絶大な人気を誇る昭和の宰相の魅力に、その「話し方」に、齋藤孝が迫る。本質を大づかみにして示す、理だけでなく情も備えて人の感情を動かす、話を聞いてくれそうと思わせる聞き方……など、あらゆるリーダーに役立つ角栄本の決定版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[Mik.Vicky]

私の幼少期、両親・叔父・叔母たちは、角栄・角栄とよく話していたのを思い出す。それだけ存在感がある政治家だったのだろう。角栄本を読むたびにそう思う。安倍総理の在任期間がかなり長くなった。私もそれなりに支持しているが、せっかくの長期政権・・・角栄のように日本を良い方向に改造してほしいものだ。少子高齢化・産業競争力の低下・・等、将来を憂うことを少しでも解消してほしい。

2019/06/10

[紫の煙]

田中角栄と言うよりは、齋藤孝が好きなので読んでみた。角栄本ブームも良いことばかり書いてあるので、本当の姿はわからない。この本も今まで数多の本で言われてきたが事ばかりだが、角栄と今の学生を比較するのはあんまりではないか。

2017/02/19

[akiᵕ̈]

この方の実際の政治や言動がどんなだったかは、リアルタイムでは分からないけれど、男気と繊細な心を持ち合わせた、カリスマ性があったという事が感じられました。問題も色々あったようだけど、それだけアツいタイプであり、きちんと形に残すこと、リーダーシップとユーモアなど、今の政治家さん達に無い「人間味」の要素があったから、あれだけの支持を得たんだろうな。

2017/12/30

[たまりん]

田中角栄さんが本当はどんな政治家であったかは知りませんが、出版されている田中角栄に関する書籍を読んでみると力強い発言力でどの言葉も分かりやすく印象に残りやすいので、影響力のある政治家だったんだろうなぁと思います。今の政治家は表向ききれいごとばかり並べて本心は何がしたいのか？よく分からないタイプが多いので、こういう角栄さんみたいな政治家が再び現れてくれたらなぁ。本当の所は知りませんがとても田中角栄の言葉に興味を持ったのでまた関連書籍を探して読んでみたいと思いました。

2023/09/16

[ピーナッチョ]

田中角栄の功罪はともかく話術はすばらしい。

2016/12/30