内容説明
旅と食と感動が満載浅田次郎最新エッセイ集。
JAL機内誌『スカイワード』人気連載単行本化の第3弾。海外、国内で遭遇した抱腹絶倒の出来事から、身辺に起こる驚きと感動のエピソードを絶妙の筆致で描く傑作エッセイ集。
温泉での珍事を描いた『話にもなりませんわ』、軽井沢の別荘に出現した謎の生物とは『招かれざる客』、ナポリでナポリタンを追い求める『多様性と二者択一』、ラスベガスでマイケル・ジャクソンとまさかの邂逅『袖振り合うも多生の縁』ほか極上の全40篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドナルド@灯れ松明の火
29
アイム・ファインに続けてJAL機内誌エッセイの3冊目。浅田さんのエッセイは、自虐話もあり旅行や食べ物以外にもペンクラブ会長職にまつわる話もありテーマは色々。殊の外面白く、あっという間に読了。2017/05/13
ちろ
25
浅田さんのエッセイは初読み。最高におもしろかった!何度笑いを噛み殺し(外出先)、腹を抱えて爆笑した(家の中)のか数えきれません。可笑しいのみならず、うんちくも深くて為になりました。そして私もですが、浅田さんもカナシバラーとは…笑 あと、ちくわぶは聞いたことはあるけど、見たことはありません。シリーズ第1、2弾の「つばさよつばさ」と「アイム・ファイン!」も読みたい。2016/12/24
tengen
24
JAL機内誌SKYWARD連載の「つばさよつばさ」エッセイ集第3弾 。一路を連載中の頃。あの参勤交代の道中を取材した話など興味深い。「続・消えた二千円札」は地方経済活性に各都道府県の偉人を描いて四十七種の二千円札を発行すれば、という話で盛り上がったエピソード。鹿児島・西郷どん、高知・龍馬、茨城・水戸黄門に三つ葉葵の透かし入りは私も欲しい。一番人気で全国漫遊しそうというのも笑える。我が地元なら誰が良いかな?安倍晴明とかならワクワクするのだが。いや、お札が式神だったり蝶々だったりになってしまうのは困りものか。2025/07/08
RINKO
19
くすっと笑えるものも、考えさせられるものも、共感できないものも、色々。エッセイってその人の考え方が色濃く出るから、どんなに好きな人のものでも、一冊読むと当面いいやとお腹いっぱいになる。さ、次はどの小説を読もっかな。2018/10/15
chatnoir
18
ちくわぶ、ナポリタン、朝カレー...あぁ、読んでいておなかがすく(笑) 二千円札の話、川端康成の話、身長の話、買い逃した本の話は興味深かった。一番面白かったのは別荘のけだもののお話...この方の感性は大好きだ。多分エッセイは買い続ける。2024/02/13
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