ダッシュエックス文庫DIGITAL<br> 死んでも死んでも死んでも死んでも忘れないと彼女は泣いた

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ダッシュエックス文庫DIGITAL
死んでも死んでも死んでも死んでも忘れないと彼女は泣いた

  • ISBN:9784086311557

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内容説明

【デジタル版にはダッシュエックス文庫創刊2周年記念プロジェクトのプレゼント応募シリアルコードは付属しません】約束の日、再び出会う2人。 「死んでも死んでも死んでも死んでもあなたを好きになるわ」 切ない約束の言葉を残し、俺の前から由依(ゆい)が去った。 そして1年後の夏。待ち焦がれた再会の日、約束どおりに由依は俺の前に姿を見せる――ただし、彼女にとってもっとも大切なものを失くした状態で。 重ねていく思い出の中にはいつも彼女がいて、だから記憶はかけがえのない宝物になった。 どうか忘れないで、すべての日々を。俺は願いを込め、もう一度、由依に向かって走り出す。不器用な初恋を、手放さないために。 短い夏が、また始まる。 大反響にお応えして「死んでも」シリーズ第2弾登場!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

34
切ない約束の言葉を残し由依が去った1年後の夏。待ち焦がれた再会の日に約束通り由依が姿を見せるシリーズ第二弾。何度も夢に見るほど由依との再会を待ち焦がれていた陵介。しかし実際に再会するとかけがえのないものを失ってしまっていた由依。戸惑いを隠せないまま仲間たちと協力してそれを取り戻そうと試行錯誤する陵介と由依の夏休みがとてももどかしくて、取り戻してゆく関係を大切にするがゆえにすれ違ってしまう二人の距離感も切なかったですが、その決断の先にいつか普通に二人で過ごせる日が来るんですかね。まだ続巻あるようなので期待。2016/11/25

まるぼろ

19
さて今巻は、再び六月十八日が訪れ陵介と由依は再会を果たすものの、その由依は奇跡的に亡くなる事無く…去年と同じ由依ではあるものの、肝心の陵介との記憶を喪失してしまっていて…と言うお話です。今巻も面白かった…んですけど、由依は兎も角として陵介の由依の父親への態度に少し違和感を思えてしまいました。MADだろうが何だろうが、由依の事が大事なのだったら、むしろ積極的に由依と父親と両方に関わっていけばいいのに、と。それでも由依の症状も少しづつ前進している様だし、次巻はどんな再会になるのか、期待です。2017/01/23

たこやき

16
前作から1年、陵介と再会した由依は同じ姿だったが、しかし、陵介の記憶だけが失われていた。前作は全体的に駆け足展開で、何か詰め込み過ぎと感じたのだけど、今回は、その記憶を取り戻すために1年前に似た体験を……ということで、駆け足展開でもそれほど気にならなかった。そして、記憶を取り戻す中で再び迫る期限と、一つの可能性。真相を知って、的な衝撃はないものの、話の流れのスムーズさとか、状況を理解しているからこその切なさとか、そういうのを考えると、前作よりも上手く作られていると感じた。2017/03/01

HANA

12
まさかの続編。何となく無理矢理な感じはあったけれど前回と同じく楽しめた。どこまで続くのかは分からないけれど、せっかくなのでハッピーエンドを期待したいところ。2016/12/27

真白優樹

11
一年後の再会の後、忘れ物を探す今巻。―――あの日の夏に忘れてきたものを探して。大切なもの、忘れちゃいけないもの、無くしちゃいけないもの。無くしてしまった思い出を探し短き夏を全力で駆け抜ける彼等。取り戻す度にすれ違う、大切にしたいものがあるからすれ違ってしまう。そして、ようやく繋げた手の先に、再び別れは訪れる。夏しか結ばれぬ彼らの縁は、夏すら越えて永遠に結ばれる日は来るのだろうか。また別れ、再び時間は過ぎる中、そんな繰り返しの先に穏やかな日々はあるのか。再び巡りくる夏に待つものは。 次巻も楽しみである。2016/11/26

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