角川ソフィア文庫<br> 平治物語 現代語訳付き

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角川ソフィア文庫
平治物語 現代語訳付き

  • 著者名:日下力【訳注】
  • 価格 ¥1,302(本体¥1,184)
  • KADOKAWA(2016/12発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044000349

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内容説明

貴族の世から武士の世へ。変換期を迎えた中世社会を描き出す!

保元の乱で勝利した後白河天皇は上皇となり院政をしくが、源義朝軍が謀叛を起こし後白河上皇と二条天皇を閉じ込め、信西を殺害。急を聞いた平清盛は、天皇と上皇を助け出し一気に義朝軍を打ち破り、鎌倉へ落ち延びようとした義朝を殺害。これにより平氏の世の中になっていく――。
平治元年(1159年)に起こった平治の乱を描く軍記物語。作者は未詳だが、『保元物語』の姉妹編といわれるほど関係が深い。保元物語に続き、平治物語でも武士の力の台頭が大きく描かれ、武士の世の中への時代の流れを描き出している。
本書は、本文、脚注、現代語訳に校訂注、解説を加えた決定版!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眉毛ごもら

3
髭切が出てくる!頼朝の敗走時に一緒に持って行ってて捕縛時に清盛にボッシュートでごっしーに献上の後返還見たいな書きぶり。その時の解説に吠丸(膝丸)も出てた。吠丸は義朝からごっしーに献上されてたとかなんとか。物語なので史実だとどうかは本刀たちのみぞ知る。保元物語と同様注釈が充実しているため大変読みやすい。地図絵図盛りだくさん。合戦描写がとても生き生きしております。信頼は主犯のくせにヘタレです。河内源氏は相変わらず自爆芸です。義経ママ常葉と兄君の健気さに泣ける。義平の呪いと頼朝の父の仇討怖いさすが河内源氏。2020/06/30

mituko

0
義平と重盛の対決の場面「太刀のきらめく光は、電のごとく、馳せ違う馬の足音は雷のようである。馬の腹を射られて控え、また、軽傷を負いながら、なお返し合わせて戦う者もいる。火が燃えだすかのように、両軍が激しくもみ合っていた。」/常葉の出奔「常葉が物を食べないのを、女あるじはいたわしく思い、色々の果物やお菓子を取り出し、「これはどうかね、それはどう」(後略)」2018/12/31

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