ブルーバックス<br> 活断層地震はどこまで予測できるか 日本列島で今起きていること

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ブルーバックス
活断層地震はどこまで予測できるか 日本列島で今起きていること

  • 著者名:遠田晋次【著】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 講談社(2016/12発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062579957

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内容説明

熊本、鳥取、福島沖──なぜ、大地震が頻発するのか? 地震の連鎖は「活動期」に入ったからなのか? 日本列島に走る活断層の数はなんと2000以上、次の地震を引き起こす「火種」は今もどこかでくすぶりつづけている──。活断層とは何か? 直下型地震はどうして起きるのか? 今知りたい疑問に答えます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

13
読むのに少し時間がかかったけど、結構興味深くて重要な内容でした。J-SHIS地震ハザードステーション。現在の住所では、どんな種類の地震のどの程度の危険性があるのかを表示してくれるサイトです。ちょっと専門用語が多く、一般の人には情報も過多という気もしますが、有用な情報なのは間違いないでしょう。2017/10/19

乱読家 護る会支持!

5
活断層は、なんらかの理由で動きやすい箇所だか、なぜ動きやすいのか?応力が集まりやすい地形なのか、岩質など動きやすい地形なのか、、、 ①地質地形を調査し、②断層の「動きやすさ」を判断し、③それぞれのプレートの動きを入力すれば、シミュレーションでおおよその地震発生箇所、大きさ、時期が特定できる気がするのだか、何が難しいのだろう? 本書は、一般の人向けに書かれたブルーバックスであり、地震学の入門書ではないはず。 タイトルの問いに答える内容にして、その解をピラミッドロジックの最上位から書くようにして欲しい。2017/05/11

くらーく

3
能登半島地震は、活断層地震だと思うのだけど、著者の続編が待たれるな。 活断層地震のメカニズムや熊本地震の解析など、ブルーバックスらしくまとめられているのだけど、いかんせん予報出来るようなものでもなく、今年に能登半島地震が起きて、未だ通常生活には戻れていない。 結果的に予測は出来たとしても、予報として出すことは無理なのだろうね。連鎖して起きるのだから、地震が群発して起きたら注意する位なのだろう。それにしても、今回の地震の土地変動は大きすぎるなあ。2024/02/10

キアヌ安倍

3
日本列島に住むからには決して忘れることが出来ない地震。 なぜ、どの様に起きるのか?わかりやすく解説されています。2017/01/25

kozawa

2
どこまでわかっているのか良く書かれている。ゆえに、素人に簡単に「一般に活断層がどんだけ危ないか」という話がそんなに簡単なものでないことを示しているようでもある。 余談で気になるのは、311のような地震の後に一般に火山活動が活発になりがちとは言われているが、311の後に日本の火山が活発化しているかについては火山学者は否定している声の方が多いように見えるのだが、地震系の学者は本著者含め活発化と捉えている方がいらっしゃるようだ。地震と火山は関連しても別分野なんだなぁと再認識。2017/03/18

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