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内容説明
平成19年『新版 膠原病がわかる本』の最新改訂版。
とくにこの数年間で飛躍的な進歩を遂げたリウマチ治療については、大きく書き改めました。
膠原病やリウマチ性疾患は慢性に経過する病気。病気とけんかをしても、病気は決してよくなりません。むしろ、病気と仲よくしつつ、病気を怒らせないように工夫することが大切で、患者さんひとり一人が病気に向き合うのではなく、ご家族やお友達が病気を理解し、患者さんを精神的に支えてあげられることが大切になってきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
109
血管や結合組織に炎症が起こる膠原病を恐怖を煽らず治療に前向きになれるよう簡潔に解説。自己免疫疾患である以上多様な自覚症状からの鑑別は難しい。でも専門科受診への判断材料にはなりそう。混同されやすいステロイドと免疫抑制薬の違いは重要で、催奇形性や併用禁忌はしっかり念頭に置きたい。日常生活の注意点も副作用に絡んだものが多い。使わずに済むに越したことはないが、慢性進行性なので見つかる頃には結構深刻になっている場合も多いことだろう。なお、著者は漢方薬否定派のようだが、シェーグレンではしれっと麦門冬湯を紹介している。2022/09/17