竹書房文庫 人狼ゲーム LOVERS

著者名：川上亮【著】/犬倉すみ【イラスト】

竹書房（2016/12発売）

• ISBN：9784801909571

内容説明

全員経験者。全員人殺し。互いの欲望と策謀が交錯する、究極のデス・ゲーム! 映画化決定! 原作&コミカライズ シリーズ累計60万部突破の〈サバイバル・ホラー〉!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Walhalla]

シリーズ5作目です。今回、新たな役職として『キューピッド』が追加されました。ルールはどんどん複雑になりますが、頭脳戦としての見どころも増しますね。さて、「AとBのどちらかが嘘をついている」というシーンが何度かありますが、「AもBも嘘をついている」可能性だってありますので、 皆さんちょっと、相手の自己申告の情報を鵜呑みにし過ぎている気がしなくもないですね。ゲームのセオリーも大事ですが、部分集合の考えの方がもっと大事だと思います。

2020/09/15

[陸抗]

キューピッド追加。キューピッドに選ばれた2人は、どちらかが死ぬと残りも死に、勝利するためにはどちらも生きてなくてはならない。それとは別に、人狼や村人の役割も振られるので、生存率かなり低いぞ。今回は、経験者ばかりだったわりに、一部を除いて駆け引きがのんびりしてたように思ったんだけど。気のせいか？

2018/01/19

[ZⅢ]

人狼シリーズ全作の中で、ルールが1番複雑。人狼同士が互いを疑ったり、真の預言者が嘘をついたりと、様々な戦略や心理戦があるので、役職が最初から分かっているのに、面白く読むことができた。最近、人狼ゲームしてないけど、久々に人狼ハウス行こうかなあ。

2017/02/10

[小鹿義生]

新たにキューピットが含まれた 映画より、グロかったな笑笑笑 人狼ゲーム作で2番目に面白い

2022/12/17

[あたちゃん。]

人狼ゲームをデスゲームに置き換えたもの。今回は参加者全員が一度、経験しているという設定ですが、あまりそれが生かされていないというか。後はゲームに穴がありすぎるて、襲われる側が反撃可能ならば、状況次第では狼が襲撃したけどやられてゲームが終わりなんてありうると感じました。緊張感があるという意味では良いけど、逆に人狼ゲームが成り立たなくなる要素は除外した方が好みでした。。

2016/12/29