新潮文庫<br> 村上海賊の娘(三)

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新潮文庫
村上海賊の娘(三)

  • 著者名:和田竜【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2016/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101349800

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内容説明

織田方の軍勢は木津砦に襲い掛かった。雑賀党一千の銃口が轟然と火を吹き、その猛攻を食い止める。本願寺門徒の反転攻勢を打ち砕いたのは、京より急襲した信長だった。封鎖された難波海へ、ついに姿を現す毛利家と村上家の大船団。村上海賊には、毛利も知らぬ恐るべき秘策があった。自らの家を保つため、非情に徹し、死力を尽くして戦う男たち。景(きょう)の咆哮が天に響く――。波瀾の第三巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

278
景がしょんぼりなるとなぜか私までしょんぼりした気分になってしまいます。しかも、何としても助けたかった人を救えなかったばかりか、その周囲の人に酷い言葉を浴びせられてしまい凹みに凹んでしまいます。景の性格からそんなことは物ともしないと思っていたのですが、想像以上のことだったと思います。一方で、そんな弱さを露出する景に益々人間味を感じました。2025/04/12

SJW

215
面白い‼️信長方の天王寺砦を攻めようとしていた一向宗の信徒1万は突然現れた信長に逃げ惑い総崩れになり大阪本願寺に逃げ込む。村上海賊の娘 景は雑賀党の鈴木孫市と共にその戦場を離れ、村上海賊の本拠地に戻る。大阪本願寺に兵量を届けるために毛利家と村上家は千艘の兵船と兵量船を出すが、上杉謙信が参戦するまで淡路島の北に停滞する。景は戻ったももの、一向宗の信徒を見捨てることができず、一人難波の海に戻り信長方の船に挑みかかる。後半からページをめくる手が止まらない。残酷な海賊たちの戦いに手に汗を握りつい興奮してしまう。2019/05/15

ykmmr (^_^)

214
物語はいよいよ、『転』の域に入る。景は現実を知り、見極め、新たな学びを得る。景親も姉のピンチに自分の気持ちを切り替え、現実と向き合う事を決意する。そして、この状態を打破し、『理想』を実現するために飛躍。姉弟の絆と成長を垣間見る3巻である。2021/09/22

やな

171
鬼手キタ━━━(゚∀゚)━━━!!絶好調!いよいよ4巻へ!楽しみ〜♪2016/09/21

ミュポトワ@猫mode

168
村上海賊の娘3巻目読了しました。今回もなかなか面白かったんですが、主人公が萎えてしまったのが途中までだったので、こっちもなえてしまった。ただ最後には良い展開で4巻目にバトンを渡しているので、4巻目が楽しみ。この本、戦の描写が面白いと思います。戦を華々しいものって見る奴は戦に向いてないらしいんですが、まさに俺w戦には向いてないみたいですw主人公もこんな感じだったんですがどう成長してるか楽しみでしょうがない。4巻も続けて読みます。2019/08/19

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