内容説明
老人ホームに入っている70歳のはるばあちゃんから、突然3人の子供たちに集合するよう連絡が来た。どうやらはるは、進行性のがんで余命半年らしい。そこではるがみんなに申し渡したのは、自分を上手に殺す方法を考えた人に5000万円の宝くじの当たり券を贈るということ。これも世のためばあちゃんのためと、3人の子供と孫たちは必死でない知恵を搾り出す。しかしはるは名うての意地悪ばあさん。このまま簡単に5000万円を贈る気はなく……。金に目がくらんだ人々が織り成す狂想曲!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ayunami
3
図書館の追悼コーナーにて発見。「私をうまく殺してくれたら5000万円」という70歳のおばあちゃん、はるの言葉に子供や孫が次々立候補。いろんな殺人アイディアがテンポよく登場します(笑)ぼくらシリーズを思い出させる会話やいたずら、殺人のアイディアに懐かしさを感じた。2024/04/27
dayo
1
中学生の頃、唯一読んでいた宗田理作品。約35年前の作品だがイジメや高齢化社会などを危惧する内容もあり先見の目がある作家と感服。ユーモアある発想でついて行けなくなる場面もあったが面白かった!2019/02/26
夢現
0
表紙イラストが記憶にあったので、読んだことがあるかもしれないと思って入手して読んだけれど、初めてだった。2015/05/07
レコバ
0
いくつか読んだが、向かないという意味で読めない作家だった。2015/02/12
アルゴン
0
★★★☆ いまひとつまとまりきらなかったなあ。でも、各人のアイデアがとんでもない展開のしかたをしていくのがおもしろかったです。悪が懲らしめられているのもよい。2012/10/22
-
- 電子書籍
- 転生したら推しの母になりました【タテヨ…
-
- 電子書籍
- 拾ったのは狐の娘でした【タテヨミ】第1…
-
- 電子書籍
- 紅い牙 ブルー・ソネット (16)
-
- 電子書籍
- 世界のエンタメ業界地図 〈2012年版…