内容説明
四半世紀にわたり、誰からも愛されながら活動を続ける国民的グループ・SMAP。彼らが活動した平成という時代は、日本そのもの、そして私たちの暮らしが先行きの見えない不安にさらされた時代でもあった。こうした時代に、SMAPひいてはアイドルは、社会どのように関わったのか? そして社会の側はSMAP、アイドルをどう受け入れたのか? 2016年、今一番読むべきアイドル、エンターテインメント論!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はれひめ
37
SMAPについて読んだ中では最もフラットな目線で書かれていると思う。SMAPの活動期間はそのまんま平成の時代だったのですね。ジャニヲタ、ヲタ、ライトなファン=お茶の間ファンに支えられた国民的アイドルグループ。解散したもののその後の去就が未だ明らかにされていない時点なので、続編も読みたい。2017/03/26
おかむら
37
図書館の新刊棚にあったので借りてみた。SMAPは実は私あんまり興味ないのですが解散しないするがこれだけ騒がれるのには興味あって。読んでみてわかったのは、興味もてないのはたぶんスマスマをほぼ見たことなかったからかなー。各メンバーのドラマはまあまあ見てるんだけど、やはりスマスマあってのSMAPなのだなーと。(なんでスマスマ見なかったかというと、月曜10時の同じ時間帯にBSでER緊急救命室をやっていたからです)。2017/01/16
しーふぉ
21
社会学者によるSMAP論。中居くんの言葉「一流の素人」と言うのがSMAPの魅力だったのかな。メンバーの脱退や書類送検などを乗り越える原動力となりえたのは素人=親しみやすさだったのでは。2017/07/30
ぷほは
4
芸能に全く詳しくない私にもこの一連の解散騒動は並々ならぬ衝撃を与えた。「え?解散すんの?と思ったらしないの?でやっぱり解散すんのかよ!」といったかたちで二転三転していく事態の中、ああ、早く太田省一のSMAP論が読みたいっ、と思っていた。中身は驚くほどまっとうなSMAP論となっており、偏執的な薀蓄も悪者探しもなく、平成という時代のエモーショナルな現場に立会い、また自らそれを作り出してきたアイドルの歴史が、少しの切なさと大きな覚悟の中で語られる。渦中での執筆であったのに、よくここまでのバランスを保てたものだ。2017/01/01
ユミセツカヤ
3
SMAPの解散という事実に向き合うために手に取った本。様々な情報が飛び交う中、SMAPが今までやってきた事を時代とともに検証していた。著者は社会学者でもあり、社会とSMAPの関わりについての考察がとても共感できた気がする。ヲタではないが、テレビとともにSMAPを見てきた。今回、SMAPを終わらせてしまったことは、テレビ界にとってはすごい痛手だし、テレビ局自ら手を下してしまった感がある。これからどうなっていくのだろう?2017/01/29




