内容説明
老中から町奉行所の同心まで、江戸幕府の職制には数あれど、一番怖い権力を持つもの──それが高級旗本「大目付」であった。なにしろ、自分より禄高が上の大名を監察するだけでなく、その気になれば、将軍直訴という特権を使って、老中の首さえも飛ばすことができたのだ。そんなおっかない役職に、若き正義漢、朽木隼人正三郎頼光が着任する。彼は下城すると、無役小普請組“光三郎”に変身して町を徘徊。世継ぎ騒動、抜け荷、家老の謀反などなど、諸大名の噂や情報を収集し、お殿様たちの不正、腐敗を容赦なく暴いていった。だがその行く手に、本人も真っ青になる大物の陰謀が明らかに!大目付光三郎、果たしてどうする!!頭が高いお大名たちを捕縛する、斬新な捕物シリーズ、いざ開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんぶん
19
【図書館】大目付を主人公にした捕物帳。 いろいろな処にツッコミ処満載だが、痛快剣劇物はこれ位で良い。 大目付が出て来る事件が多すぎないか。 だから捕物を小説でやって無いのでは。 シリーズを起こして行くという事は、このまま行くんだろうな。 似たような事件、小さくなっていく事件にならない事を祈ります。 深く考えずにサラッとドラマに乗れは良いのかも。 2022/10/20
高橋 (犬塚)裕道
7
星1.5。あまりお勧めは出来ないなあ。話の作りが荒い。2024/04/24
たかさん
2
痛快な作品でした。2014/02/16
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