内容説明
ノッポさんからの心温まる珠玉のメッセージ。
子どものことを「小さい人」と呼び、子どもにも大人にも敬意を持って接するノッポさん。ノッポさんの子どもとのつき合い方、大人とのつき合い方、幼少時の記憶など、ノッポさんの生き方や人生哲学を一冊にギュッと凝縮。『できるかな』のノッポさんに再び出会える懐かしさともに、自分の中の「小さい人」と向き合える感覚を味わえます。インタビューや紙芝居もついて、読み応え十分の内容。
※この作品は一部カラーイラストが含まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
61
あっ、ノッポさんだ!・・で、思わず図書館で予約。人生の極意とサブタイトル。極意というよりも、ノッポさんが、こんな考えで、これまでやってきたんだよ~と話されている感じ。「子ども」ではなく「小さい人」という表現が、そのあり方を表している。赤ちゃんの素晴らしい能力の本を読んだことを想い出した。表現の仕方が違うだけで、実は、同じ目線(目の高さ)でいることが大切だと思う。それと、やあり、自分から率先してやること・振り返ることなんだろうなあ~。2021/11/18
いたろう
50
82歳のノッポさんが語る、子どもとのつきあい方、大人とのつきあい方、ノッポさんが子どもの頃の話、若い頃の話、そして、「できるかな」の頃の話。子どもは、大人が思うよりいろいろなことが分かっている。そんな子どもたちを、ノッポさんは、敬意を表して、「小さい人」と呼ぶ。子どもだと言って下に見ず、対等に接するノッポさん。一方、「大きい人」(大人)については、「通りすがりの人には丁寧に」と。「できるかな」のイメージと違って、実はブキッチョ、ノッポさんのモデルはフレッド・アステアだという話など、とても興味深く読んだ。2017/01/25
鱒子
45
図書館本。2016年に82歳になられた「できるかな」のノッポさん。素敵な「ノッポじいさん」が語る「小さい人」とは、子供たちへの尊敬を込めた呼びかけです。決して上から目線にならずに、「小さい人」を対等の相手として見るというのは、実にアドラー的であります。タレント本だと思って手に取りましたが、人生の示唆に満ちた良いエッセイで、付箋だらけになってしまいました。2017/03/09
ま
31
「小さい人」を一人前に尊重する。これがなかなかできないのは子供の頃のことを覚えてないのが大きいのかなぁと思ったりした。のっぽさんの素敵なお父さんはそのままのっぽさんで脳内再生される。巻末の紙芝居「こうまははながすき」もなんだか示唆的。ほんでスタイルいいなぁのっぽさん。2022/06/05
Tadashi_N
31
子どもたちに恥ずかしい行いをしない、子どもは意外に見ている。2019/04/25