内容説明
中国三大奇書を越える奇想天外な大伝奇小説商から周への易姓革命を舞台に、軍師太公望を擁する西岐軍と紂王軍の殺戮戦。妖術玄術が切り結び、飛び交う秘密兵器はSFを凌ぐ。幻の大伝奇ロマン、本邦初訳。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
257
封浸演技は分類に困る。ファンタジーだが、SF的要素も盛り込まれている。実在した人物も登場するが、物語は荒唐無稽な展開。いわば古代中国の仙人思想(道教的な)をベースにした易姓革命(えきせいかくめい)の1つ、「周の武王が殷の紂王を滅ぼした」という史実を仙人たちの視点化から描かれたファンタジーといったところ。仙人たちは、通常、徳が高い(中国では神様より上位に位置する)が、それでも少しずつ破壊衝動が溜まっていって、千五百年に1度、頂点に達する(大殺界を迎える)。2016/07/21
優希
87
面白かったです。中国三大奇書の1つとされる本作。商から周へと移る時代、中国では易姓革命が始まろうとしているようです。千年の齢を越えた女狐の化身である妖妃・妲己を迎えたがために狂いだした歯車。妖術が飛び交い始める戦がいよいよ始まるのですね。漫画でチラリと見たところとこの作品での太公望の印象が違うので若干戸惑いました。続きも読みます。2018/05/19
ミュポトワ@猫mode
71
読友さんのおかげで、脳みそが古代中国にスリップできたので、長らく未読だった封神演義を読んでみた。俺は藤崎竜先生の漫画はすでに読んでいるけど、小説はずっと買ってあるだけで読んでなかったんだよね。漫画ももちろん面白いけど、小説も面白いね。完全に漫画がアナザーストーリーなので、どちらも楽しめます。上中下の3部作なので続けて中巻を読んでいきますが、この本は文字が小さくて分厚いから読むのがなかなか大変。面白いのは間違いないんだけどね…2023/01/12
明智紫苑
40
この上巻の時点でも十分エグいネタがあるけど、まだまだ序の口なんだよね。これから派手な展開になるんだろうな。2016/10/17
とも
36
★★★☆中国の歴史的大活劇。兎に角面白い、中巻に続く。2014/04/18