内容説明
「夢を……買うと申すか」深淵のような瞳の底で、妖しい微笑が揺らめいた。世にも美しい娘の姿は、黄金の光に包まれて、天女のそれに紛(まご)うかと思われた。だが、次の瞬間、天本と敏生の眼前で繰り広げられた光景。――それは信じがたいまでに恐ろしく、そして哀しいものだった……。精霊の血を継ぐ少年と、美貌の追儺師(ついなし)が術を駆使して、百鬼妖魔を討ち破る! 話題のネオ・オカルト・ノヴェル開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
21
「活字倶楽部2008夏号」の少女小説特集で気になったので読みました。いきなりなので気恥ずかしいです。人がどのような幸福を願い、選択するのはその人次第で同情するだけでは何もならない事実はあるが相手を想い、幸福を祈る心は限りなく、「本当」である。2012/04/05
瀧ながれ
16
「奇談シリーズ」第一巻〜♪久しぶりの再読〜♪ 初めて出会った主人公二人があっというまにに信頼関係を結ぶので、ハナシ速ッ、と思いましたが、相性のいい二人がうまく出会えた物語なのですね。そゆことにしよう! そういえば、ここに登場する「人買」のエピソードが、後の巻にも影響したのでした。新作出ないかなあ。2014/02/21
そら
11
椹野さんのホワイトハート文庫デビュー作らしいです。20年以上も前になるので、今読むと感じる昔っぽさはしょうがないかなーと。読みやすかったので、さっくり終わりました。楽しかったです(∩´∀`∩)。2021/11/04
ふみ
9
けっこう長く続いたシリーズのようで、気になって1作目のこちらを手に取りました。日本版ゴーストバスターズって作中で出てきますが、雰囲気はもっとシリアス。蘆屋道満大内鑑(信太妻)をこの作品ではじめて知りました!好き好き、このテイスト。森と敏生のかけあいがいまいちしっくりきませんが、巻が進むともっと馴染んでくるかな?2017/07/25
草薙香里
7
デビュー作でこれだけ書けるって凄いですね。まだまだ続きが書けるネタがそこらに転がっていたので次作も期待。2012/07/15
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