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内容説明
国王に忠誠を誓うフランスの若き騎士ダルタニャンは,策略をめぐらし,剣をふるって,枢機卿の陰謀にたちむかう.3人の騎士との厚い友情が生き生きと描かれたデュマの傑作.[解説 木坂涼]
目次
目 次
この物語にでてくる歴史上の人物について
1 ダルタニャン老人の三つの贈り物
2 トレヴィル邸の控の間
3 はじめての謁見
4 アトスの肩、ポルトスのつり帯、アラミスのハンカチ
5 近衛の銃士と枢機卿の護衛士
6 ルイ十三世
7 銃士たちの苦心
8 宮廷の陰謀
9 ダルタニャン、片鱗をあらわす
10 十七世紀の張りこみ所
11 事件は、もつれる
12 バッキンガム公ジョルジュ=ヴィリエ
13 ボナシゥ氏
14 マンで見た男
15 法官と武人
16 ボナシゥの家
17 恋人と夫
18 作 戦
19 旅
20 ウィンテル伯爵夫人
21 舞 踏 会
22 逢いびき
23 一 軒 家
注
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
43
岩波文庫で嘗て読了しましたが、再読する自信がなく、少年文庫版で。十分面白いじゃないですか!岩波少年文庫、侮り難し(o^O^o)。ダルタニャン、まだ少年と言ってもいい年齢なんですね。恋にはもっと慎重になろうよ!下巻も楽しみ。2022/07/14
うらなり
31
レミデイという女性にダルタニアンと3人の騎士アトス、ポルトス、アラミスが振り回された物語とも読める。レミデイは最初 アトスの妻でもあったが、バッキンガム公爵暗殺を謀ったり、多くの毒殺、結婚詐欺など美貌を武器にしての謀略を重ね最後は架設裁判のような形で漸死刑となる。枢機卿という立ち位置は日本の封建時代にはないのではあるが、安国寺恵瓊の強力版というかんじだろうか。2021/05/05
フリウリ
14
真夜中の図書館電子書籍サービスにて。岩波文庫版の生島遼一氏の翻訳です。当然のことですが、こっくりとした味わい深さという点では物足りませんが、十分といえば十分です。82023/12/04
みなみ
8
あっという間に読了。完全版でもよかったかも。ルイ13世時代のフランスを舞台にした娯楽小説。歴史上の人物がガンガン出てくる。バッキンガム公はいくらなんでもアホすぎてなんだか……そのバッキンガム公に大事な首飾りの入った箱を渡しちゃう王妃も不用意すぎる。バッキンガム公がダルタニアンに報酬をくれようとして、ダルタニアンが「自分や友が流した血の報酬がイギリスの黄金で支払われる」と断るくだりがあるのだが、こんなアホな二人の尻拭いに枢機卿側の現場の血も流れてるのはシンプルな娯楽小説だからだが、うーんこの、って感じも2024/06/15
立ち待ち月
5
うっかり間違えて児童向けを借りてきてしまったけど、体調悪いし、これはこれでいいか。と読み始めたんですが……。 これ、結構枝葉がきってあるからかもしれないけど、下手な今どきの小説どころじゃない展開の速さで面白いです。これなら、全訳版でもいけたかな。 ただ、主人公けんかっ早すぎるし、人殺すのに抵抗ないし、いきなり人妻に恋するし、王から、スペインから嫁いできた王妃とイングランドの公爵の不倫を隠すために動いてるし、当時の価値観とはいえ、けっこう無茶苦茶やってますねぇ。2024/01/29
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