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内容説明
国王に忠誠を誓うフランスの若き騎士ダルタニャンは,策略をめぐらし,剣をふるって,枢機卿の陰謀にたちむかう.3人の騎士との厚い友情が生き生きと描かれたデュマの傑作.[解説 木坂涼]
目次
目 次
この物語にでてくる歴史上の人物について
1 ダルタニャン老人の三つの贈り物
2 トレヴィル邸の控の間
3 はじめての謁見
4 アトスの肩、ポルトスのつり帯、アラミスのハンカチ
5 近衛の銃士と枢機卿の護衛士
6 ルイ十三世
7 銃士たちの苦心
8 宮廷の陰謀
9 ダルタニャン、片鱗をあらわす
10 十七世紀の張りこみ所
11 事件は、もつれる
12 バッキンガム公ジョルジュ=ヴィリエ
13 ボナシゥ氏
14 マンで見た男
15 法官と武人
16 ボナシゥの家
17 恋人と夫
18 作 戦
19 旅
20 ウィンテル伯爵夫人
21 舞 踏 会
22 逢いびき
23 一 軒 家
注
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うらなり
23
レミデイという女性にダルタニアンと3人の騎士アトス、ポルトス、アラミスが振り回された物語とも読める。レミデイは最初 アトスの妻でもあったが、バッキンガム公爵暗殺を謀ったり、多くの毒殺、結婚詐欺など美貌を武器にしての謀略を重ね最後は架設裁判のような形で漸死刑となる。枢機卿という立ち位置は日本の封建時代にはないのではあるが、安国寺恵瓊の強力版というかんじだろうか。2021/05/05
kyonkyon
4
文学少女ではなかったので、世界の名作というのをほとんど読んでおりません。先日、子どもから三銃士を読みたいとリクエストされたのですが、たくさんある中でどの本を買おうか迷い、只今読み比べ中...と言っても、図書館には岩波文庫と青い鳥文庫しかなかった...。同時に違う訳の本を読むのも面白い。2016/09/24
リョウ
2
台詞の言い回しが巧みで、物語の雰囲気にどっぷり浸れました。ボルシィ夫人の運命、そしてダルタニャンの恋の行く末は如何に。下巻へいってきます。2014/08/30
ZEPPELIN
2
本物のほうは上中下の3巻で長そうなので、少年文庫で代用。短縮されているせいなのか、または訳のせいなのか、想像以上に面白くない。冒険もの特有の無理な流れの戦闘が起こるし、なぜか若者が自分を「わし」と言ったり、さらに17世紀のフランス人が将棋をしているというのが最大の謎。これはどう考えても訳者のせいである。こんなとばっちりの評価をするとデュマに申し訳ないので、いつか短縮されてない版で読み直したい2014/02/24
千夢一夜
2
デュマの原作の素晴らしさは言わずもがな、翻訳が乗りに乗っていてぐいぐい引き込まれました。 上巻は笑いありロマンスありでとても楽しめました。2012/05/30