内容説明
2015年1月、ジャニーズ事務所の“女帝”と言われるメリー喜多川副社長は、「週刊文春」の記者の面前でSMAPの敏腕マネジャー・飯島三智氏を呼びつけた。「派閥を作って対立するなら、SMAPを連れていっても出て行ってもらう――メリー副社長の激しい叱責に、飯島氏は独立を決意した。もちろんSMAPのメンバー5人を連れて……。1年後に日本を揺るがすことになるSMAP解散騒動は、まさにこの瞬間に始まった!「週刊文春」に掲載された記事を再構成し、さらに大幅に加筆した「SMAP解散」本の決定版!(※紙の書籍版の本文内に掲載された写真は電子版には収録されておりません)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
16
SMAPにまつわる文春の取材をまとめたムック。うーん、何が悪いか、とは一言で言えないけれど、社内の常識と社会の常識が噛み合ってないなぁという印象でした。そしてメリーさんは怖い。2017/04/24
ybhkr
3
メリーさん、帰国子女で情が深いんだろうなあ。最初からジュリーさん継がせるつもりなら、社交性みたいなものも含めて教えたほうがよかったのでは?メリーさんがマッチやヒガシを大事にする理由みたいなものはよくわかった。飯島さんはハメられたのかな…って気がする。メリーさん、時代のニーズに応えてない。それがよくも悪くも出ている。誰が悪いって事じゃないような気はした。正直ファンが一番怖いわ。森くんが、抜けた時だって何もしなかったよ。森くんはジャニー派やしな。ジュリーさん、映画のセンスはあるけど、グループ作るセンスがねぇ。2016/12/30
anken99
3
まもなくSMAP解散のXデーを迎えるが、この手の書籍が多数出てくるだろう。本書は、文春が追ったSMAP解散までの取材記。噂から現実へ、解散総動の真実味をにわかに周知させた、メリーさんへの5時間インタビューも収載されている。ジャニーズという伏魔殿を知りたい方には、本書をぜひおすすめしたい。一気読み。2016/12/06
みぃ
2
SMAP解散については格別の感慨もなかったのですが、こんなに世の中全体を巻き込んだ騒動になるのはなぜかしら?と思い、おそらく震源地であろう文春のまとめを読んでみようと思いました。内容は、ジャニーズ事務所の後継問題に端を発する内紛と、そこから始まるさまざまな出来事の推移。当初の疑問はさほど解消しなかったけれど、SMAPがどのようにして国民的アイドルになっていったのか、歴史読み物を読むように興味深く読みました。SMAPの一人一人は、思ってた以上に一個人として正直に生きたのだなと感じ、ある意味納得しました。2017/02/06
triple_port
1
四半世紀にわたって国民的アイドルの座に居続けただけで凄いと思う。ジャニーズ事務所から離れた4人の今後の活躍を楽しみにしてます!2017/07/04