講談社ノベルス<br> 立花美樹の反逆 THANATOS

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講談社ノベルス
立花美樹の反逆 THANATOS

  • 著者名:汀こるもの【著】
  • 価格 ¥913(本体¥830)
  • 講談社(2016/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061828179

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内容説明

周囲に不審な死をもたらす「死神(タナトス)」と呼ばれる少年・立花美樹が奥多摩の神社に消えた。彼を捜すはめになったのは高校生5人。彼らを待ち受けるは俗世塗れの祭主、異様に聡明な巫女、口きけぬ美少女、喚く蓬髪老人、包帯怪人……といずれも怪しげな新興宗教の者たち、そして大祭壇の死体消失から始まる不可能犯罪だった。高校生たちは美樹を捜し出し、無事に生還できるのか? ついに牙を剥く極北のアンチミステリ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

70
THANATOSその7。今回は宗教がらみのお話。密室に死体消失というミステリーがイイ感じ。2014/01/31

Rin

59
【図書館】なんとも言えない兄弟喧嘩。魚たちと犬や猫のペットに対する無意識での考えかた、感じ方の違いは指摘されるとなるほどと思えた。そして外来生物による生態系の破壊は外来生物が悪いのではなく、連れてきた人間の罪。駆除するということは殺害しているということ。それを突き詰めて考える美樹はきっと生き辛いはず。でも今作で一番のインパクトをもたらしたのは高槻さんだった。吹っ切れかたも、超人っぷりも凄い。色々と割りきっているのかも。双子に関わる人たちの変化も悲しいけど、双子がどんどん分からなくなってくるシリーズです。2017/09/27

雪紫

53
再読。「これより「笑ってはいけないミステリ・2012 春」を開始します。各自、笑うたびに脳内で黒子にケツバットされてください。(著者のことばより)」。昔繰り返して読んだから内容は覚えてるし十一章来るまでそう笑うなんてことは・・・昔より抑えただけで、ケツバットされまくりでした(笑)。あの構成だから皮肉も笑いも効いている・・・(初読時ミキちゃんの所在しかわからなかったけど、今読むと某人物はなんで気付かなかったんだろう・・・)。いや、ほんとひどい邪教(白目)。高槻くんもだけど、矢部、よく頑張ったわ・・・。2024/06/17

藤月はな(灯れ松明の火)

48
私のケツバットは3回。章が順通りではないので数字順かそのまま、読むか一瞬悩む。よくも知らんのに章の名前がハルヒ、題名がコードギアスを連想してしまう・・・・orzそんな叙述はミステリ読みには通用せんわっ!!手斧とバールもどきが入っている銃弾とナイフも通さない鉄板入り鞄と強化プラスチック入り安全靴を常備し、銃と素手で狼を倒す仮面ライダー憑依の覚醒高槻さんよりも怖いラスボス登場は一瞬、「塗仏の宴」のあの人かと思う程の禍々しさ。佐倉君、哀れ。そして平成の京極堂を名乗ろうなぞ、頭が高いぞ、有吉(怒笑)2012/08/31

みっちゃん

27
タナトス7冊目。菊花ちゃんと高木さん(笑)。時系列順じゃなくて少々混乱したし、本名じゃなくてあだ名で呼ぶのがわかりにくかったが、割と面白かった。しかしタナトスって本当になんなのか。2015/08/13

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