内容説明
惑星ラランド2に潜入したジェイコブ一行は、この星を熟知する元武装偵察部隊員マールの先導のもと、先に潜入していたランヌーとの会合地点に向かった。だが、そこに彼の姿はなく、敵のガンシップの強襲を受ける。広大な地下洞窟網を必死で逃走する一行を救ったのは、レジスタンス勢力の大型二足歩行メカだった。秘密結社(カバル)の支配を嫌い、現地軍を離脱した装甲騎兵部隊である彼らの協力を得て、ジェイコブたちはゲリラ攻撃をしかける。かくて地下都市要塞を舞台に、異星種族の技術で生体強化されたカバルの戦闘部隊とレジスタンスの死闘がはじまった! 傑作ミリタリーSFシリーズ第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたなべよしお
15
途中で「え?」なんて思ってしまいましたが、やはり。クライマックスまではまだでしたが、なかなか凝った作りで、楽しみました。それにしても、ジェイコブとモラグ、こんなものなのかねぇ。最後にどうなるのか?2017/11/28
tom
10
途中で話がこんがらがってしまって、何が起きたのか訳が分からなくなる。仕方なく読み進めて、なるほどこういうことだったのねと納得。いずれにしても、全4巻のうちの3巻目を読了。残り一冊。しっかり、面白ければ嬉しいのだけど、どうなるのだろう。2018/06/12
duzzmundo
8
ラランド2降下後、怒涛の展開。タイトルのとおり、「地下都市要塞の死闘」。後半は電脳要素も増えはじめ、現実と虚構が入り乱れます。シリーズものは感情移入がしやすいですね。主人公たちがだいぶやられたので、読者的にもこのままではいられないといった気分で最終巻へ。けっこうおもしろいのに、このシリーズ登録してる人少ないのね。2020/01/31
渡邊利道
3
ピンチと最悪と逆転が一気に展開する超面白の三巻。ハイパーテクノロジーの情報戦をうまく取り入れた虚々実々の戦いの錯綜感が凄い。それにしても詳しくは書かないがあいかわらずというかよりいっそう酷い目に会う主人公が可哀想すぎる。誰にも同情されないしw マッジの純情が泣ける。2017/01/24
ろびん
1
どこまで現実か混乱するな……。2020/01/04