内容説明
大雨の日から2週間。 道を歩いていた澪は、突然、首の骨を折られた。 攻撃を仕掛けてきたのは、妙に長いポニーテールをなびかせたチャイナ服の少女。 少女は澪へ奇妙な言葉を言い放つ。 自分は 「正義の味方」 であり、劣悪を正殺するものである…… と。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
謡遥
9
『知るか、自分で決めろ』ということで。自分を騙すのって辛いよね。こんな黒いのが溜まってんなら、そりゃC3でいんちょーさんに吐き出したくもなるわ。あとがきで新キャラの姿をまだ見てない発言は初めて見た気がする。この文体使えたら面白そうだなとおもう。2013/08/27
ソラ
5
内容(「BOOK」データベースより) あの大雨の日から二週間。道を歩いていた澪は突然ドロップキックで首の骨を折られ、半ば「殺され」た。手を下した妙に長いポニーテールのチャイナ服幼女は、澪に向かっておかしな言葉を言い放つ―拙者様は「正義の味方」であり、劣悪を正殺するものである、と。明らかに代替魔術師であるはずの彼女の真の目的とは、一体…?新たな痛みの物語が、今、始まる―。 2007/08/24
ゆーいち
2
BOOKWALKER版を再読。レンテンシアの喪失のくだりは、自分も中では屈指の決別シーンだと思うがどうか? いい感じに狂ったキャラの殺し合いはお家芸で、狂乱の後、喪われたものにさらに打ちのめされる、その痛みまで含めて味わえる。刊行当時に抱いた感想から、もう少し踏み込んだ感傷に至ったかなと思えるが、かえすがえすも早すぎた作品だったかなあ。あと1冊で終わってしまうのが惜すぎる。2014/01/25
エトカ
2
寝々は好きだけど嫌いだ2010/08/12
mond55
1
エルフ回でした。ちょいちょいいい奴認定されたら、当然死亡フラグだよね。正義の味方は、とんでもねぇ〜と、思い知ったぜ。それにしても、主人公の武器が椅子って、それをずっと使い続けることのハテナが、最後に、切り札になりましたね。続巻があるのだが、そろそろ店じまいするのか、それも気になる_φ(・_・2016/03/28