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内容説明
漁師さんたちって、どんなふうに仕事して、どんなふうに経済を回しているんだろう? みんなが漁船を持ってるのだろうか。養殖は誰が取り仕切っているのだろうか。港は勝手に使ってもいいのだろうか…。 毎日のように水産物を食べているのに、ふと考えるとなにも知らない漁業の世界。大きく分けて、漁に出る方法、養殖という方法がありますが、それぞれどういう長所・短所があるのか、経済規模はどうなのか、それにまつわるテクノロジーや行政としてはどうなのか、そして仕事としてはどのような世界なのかなど、漁業に関する疑問を詳しく見ていきます。 漁業で働くということから、漁業に関わるすべてのことがわかる本です。 第1章 漁業の秘密/第2章 漁師の秘密/第3章 養殖の秘密/第4章 漁業に就きたいとき/これからの漁業
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クサバナリスト
9
太字を中心に流し読み。一番の驚きは世界の漁業養殖業生産量の半分以上が養殖業だということ。また、日本のTACに基づく漁の衰退と他国のIQによる漁師の年収の高さについては、他の書籍で知っていたが、これからの日本の漁業を考えるうえで国民がよく知っておかなければならないとあらためて思った。2016/02/11
seu
2
水産業の全体像を知るのに役立った。
つんた
2
少しはためになったかな程度。元役人の著者だが、頻繁に出てくる制度や現状への憂慮・苦言の記述が目障りだった。だったらお前らがなんとかしろよと。それよりも漁民の生活や漁方等を詳しく取り扱っているものが読みたい。2016/01/19
Yambeee
0
【漁業のお勉強①】 ・日本は消費する水産物の半分が輸入 ・世界の食用魚介類消費量は過去50年で2倍以上に増加 ・農林水産省と水産庁、都道府県 ・世界の漁業生産量は、凡そ漁船漁業と養殖で半分ずつ、国別には中国がトップ、次いでインドネシア、インドなど。日本は7位 ・海面養殖(主にブリ類、ヒラメ、マダイ)と内水面養殖(アユ、マス、コイ、ウナギ) ・養殖における投餌効率の悪さ、水質悪化、赤潮発生 ・養殖でも中国がトップ、特に内水面養殖 ・ブリやマダイは、6割以上が養殖 ・完全養殖の成功確率は、5パーセント2017/12/12
春日太郎
0
行政の立場から見た日本の水産業についてのわかりやすい啓蒙書。2017/08/16
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