じっぴコンパクト新書<br> 農家と農業 お米と野菜の秘密

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じっぴコンパクト新書
農家と農業 お米と野菜の秘密

  • 著者名:板垣啓四郎
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 実業之日本社(2016/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408111629

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内容説明

米や野菜などの「商品」としての農産物、そして農家のことを、どれだけ知っていますか。 パソコンや筆記用具、あるいは自動車などの「工業製品」であれば、どんなメーカーがどこの工場で作っているか、なんとなく想像できます。でも、ふと考えてみると、私たちが一日に三回(かそれ以上?)口にする食事の素材である農産物は、どうやって作られているのでしょうか。 「産業」として把握する農業はとても興味深いものです。田んぼや畑で作られていることは分かります。また、農家は「株式会社」ではなく個人が経営している気がします。旅先で農産物が直販されている場面もよく見ます。でも、具体的に、どんな方が、どんな働き方で作っているのか、それはどのように流通し、どのように農協や農水省・政府と関わっているか、そして田や畑はどのように維持されているのか、よく知らないのではないでしょうか。 本書は、農産物を作る・流通する・売る仕組みと、生産工夫からテクノロジーまで、農家と農産物の「仕事」のすべてを解説します。本書を読めば、農家のみなさんがどのようなお仕事をしているかもわかるはず。経済ニュースもこれできちんと理解できるようになります。 第1章 いつも食べている米や野菜の不思議/第2章 農産物が私たちの口に入るまで/第3章 米、野菜、果実をつくる農業の現場/第4章 農をとりまく環境と未来/第5章 世界のなかの日本の農業/第6章 農業を仕事にするには

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クサバナリスト

12
農業に関して、多方面から簡潔に解説。この一冊で農業に関する色んなことが分かる良い入門書。2016/01/23

muu

12
大学の教員である著者の講義「グローバルフードバリューチェーン」で興味を持ち、大学の生協で偶然発見。農業の入門書としては優秀で、私達が食べる食材の豆知識や、食材の生産から消費の流れ、農産物周りの環境問題やTPP,FTA問題、食料安全保障も大体見開き1ページで要約されてて分かりやすい。他にもハイテク農業、農業女子、農業婚活、様々である。また、新規就農者の為に数ページ割いており、実際に農業始めた時に気になる所得や国の制度もたいへん興味深い内容。2016/01/04

RED FOX

11
農業の大変さ、面白さ、そして有り難さが伝わる。なんか就農したくなる(笑)GPSを駆使した無人トラクター、地産地消に続く店産店消のムーブメント等の新しい取り組みに感動。2016/02/06

茶幸才斎

3
農産物の流通と地産地消や有機栽培、農水省やJAの役割、穀類・野菜・果物の生産現場の実際、スマートアグリやグリーン・ツーリズムといった最新トレンド、食料安全保障とTPP問題、就農方法と国の支援など、およそ農業に関する今日的トピックを網羅し、実に簡潔で明瞭に論じている本。今日、様々な立場から様々な意見のある農業分野で、そのいずれにも偏ることなく、客観的でバランスのとれた内容となっている。逆に絶妙なバランスをとることで、内在する問題への過度の深入りを意図的に避けているのでは? というのは、やや穿ち過ぎの感想か。2016/07/07

サトル

1
生活に役立つ知識うんちくを集めた”じっぴコンパクト新書”とは一体なんぞやという軽い気持ちから読んでみたが、考えるヒントになればという程度の内容になってしまっているのは致し方ないのだろうか。しかし項目をもう少し絞り込んで、食と農にまつわる諸問題を掘り下げて頂きたかったというのが本音だった。遺伝子組み換えなどの新技術、ロボットやITを駆使したスマートアグリの潮流、民間企業の農業生産法人への参画など、これら全てが「持続可能な農業」という流行り言葉のような目標に向かっているけれども、果たして明るい農村なのか...2019/03/10

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