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内容説明
箱根駅伝連覇の青山学院大学陸上部・原晋監督推薦!野口みずき、高橋尚子、有森裕子ら五輪メダリストをはじめ、青山学院大学駅伝チーム、イチロー、内川聖一、香川真司、長谷川穂積、高木虎之介ら、トップアスリートの特注シューズ・インソールを作り続けてきた「現代の名工」三村仁司。そんな著者が、アスリートたちとの知られざるエピソードを交えながら、「あと1秒」「あと1ミリ」夢に近づくための、アスリートとシューズ職人、プロフェッショナルたちの見えない努力を語り下ろした一冊。世界一のシューズ職人による「自分に合ったランニングシューズ」の選び方も伝授!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
17
「勝てるクツをお願いします」そう言った野口みずきに、「おう、ええよ。『勝てるクツ』作ったる」著者はそう答えた。そして、アテネオリンピックで野口みずきは金メダルを獲得した。勝負にとことんこだわり、想像をはるかに超えるギリギリの努力をするアスリートたちの要望に応え、シューズ作りに心血を注ぐ著者。「勝てるシューズ」とは何か?や、一流と二流をわけるもの、シューズ職人として譲れないものなどについて書く。2016/10/15
さや
16
マラソンに本気で挑み始めたからか、おもしろくて仕方なかった。トップで走る人々は繊細でありながら、ずぼらでもあり、その選手たちを様々な人々が支えている。シューズはそれこそ選手の足元を支えている。プロだけではない。著者のシューズに対する熱い思いを感じる。2016/11/05
ふーみん
8
高橋尚子、野口みずきなど、数々の名アスリート用のシューズを作った元アシックスの三村さんが書いた本。 走る人におもねらない職人気質なところに魅力を感じた。 ミムラボシューズをいつか履いて走りたい(≧∇≦)2017/05/31
ゆうゆう
7
おぉ!リアル村野さんの言葉だ!陸王繋がりで探したが、プロのスポーツ選手が道具にお金をかけるのは当たり前で、走る選手はシューズにかけるウェイトが重くて当たり前だ。ソールでそんなに違うとは、インナーの調節でも違いが出るとは!心引かれるけど、なかなかプロのお店には行けないなぁ。通勤が少しでも快適になる靴欲しいなぁ。2017/12/17
FK
4
著者は『陸王』のシューフィッターのモデルとのこと。それにしてもこれほどまでにスポーツには靴が大切なのに、どうして普段履きの靴をはじめとして、私の場合は山靴とテニスシューズだが、細かい意が払われていないのかと疑問と慨嘆を。私の仮説だが、山での滑落・転落は、その原因の一つに靴が関係していると思っている。/もう一度自分の足長を計ってみると、26.5センチだと思っていたのに1センチほど長く・大きくなっていたようで、驚かされた。ランナーも走っている間に1センチほど大きくなる、と。だから足長+人差し指分の靴を、と。2019/05/17