内容説明
音楽家兼批評家=菊地成孔+大谷能生が、世界で最もメジャーな音楽理論を鋭く論じたベストセラー。下巻はリズム構造にメスが入る!補講対談も収録。音楽理論の新たなる古典が誕生!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
P.N.平日友
7
もう一回読みたいというのが素直な感想。 モーダルコーダルがわかったようでわからない。もどかしい。 一つの曲についてコード分析をするくだりがすごく面白い。 ただ、どうしてそのような進行にするのかがもっと知りたかった。本書の目的とは外れるけど。 結局リディアンクロマティックの考え方、メリットがいまいちよくわからず。 わからないながらも楽典の知識はついた気がする。2019/09/09
Yuichi Tomita
4
下巻も読了。旋律・和声は若干私の知識ではついていけなかったが、律動(リズム)が特に興味深かった。バークリーメソッド上は重要視されていないみたいだが。2002年という時代を反映してか、音響派の勢力が強くなる予感を感じていたのか、と思う面もある。ジャズやブラックミュージックの世界においては、案外、律動の要素が強くなったような気もする(グラスパーやクリス・デイブのような変なリズム)。 散々理論を言っておきながら、最後に人と一緒に音楽を創るのは良いで終わるのがナイス。 次はマイルスを読む。2021/12/28
ma-san
4
ようやく読了。やっぱり音楽理論って難しい…というか菊地成孔の衒学趣味が話を脱線させてるから難しいのでは?この頃うつ病だったらしく、治療のせいか躁転してるのでは思うようなテンションの時がある。 コーダルな考え方の大まかなところは理解できたがやっぱりモードがイマイチ。モードは実学的なところを鍛えないと頭入りにくい気がする。 理論でどこまでできるのか、ってのが、おぼろげに見えたような気がする。2015/01/28
よく読む
2
完全5度で強進行を続けるビバップの時代から、モードに時代が変わる様子が本書を通して覗くことができた。音楽理論が何もわかってない状態で上下巻を詠んだが、音楽理論にも、クラシック音楽につがわれる理論、ビバップ、モード(ジャズ)など様々な理論があり、いずれも、前の時代に飽きてそれを乗り越えようとして発展してきたことがわかった。俯瞰できてよい。個人的に、驚いたのが、メディアの変化や、人間が特定のコード音に慣れることは、音楽理論に影響をもたらすということだ。2度は濁ってるようだが7thに慣れたおかげでいくらか自然。2023/01/25
An
1
何度も読んだ。愛読書。2022/04/06
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