講談社文庫<br> 忍者烈伝ノ続

個数:1
紙書籍版価格
¥979
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価

講談社文庫
忍者烈伝ノ続

  • 著者名:稲葉博一【著】
  • 価格 ¥979(本体¥890)
  • 特価 ¥685(本体¥623)
  • 講談社(2016/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062934701

ファイル: /

内容説明

妖術、謀略、血闘! この漢たち、烈し過ぎる!! 発売即重版の人気シリーズ、待望の続刊。大和国を得た松永久秀の元に、幻術士・果心居士が現れた。伊賀忍者・笹児一味は、主の命を受け、難敵果心を追う。同じ頃、美濃を攻略した織田信長は、秀吉・家康らを従えて、天下統一へとひた走っていた。立ちはだかる信玄、謙信、そして久秀。動乱の世で暗闘する、忍びたちの終生を描く人気シリーズ。いざ佳境へ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のりあき

23
前作忍者烈伝にて下忍たちの生態、特に飛び加藤の生涯を描き切った本格派忍者小説の続編。忍者ものというと荒唐無稽で忍びの技量や伊賀甲賀の抗争とか単純なストーリーが思い浮かぶが、本作は前作に引き続き重厚な時代小説とも言える作品となっている。本作の主人公ともいうべきは果心居士。元は見習いの僧であり、秘術幻術の類を使う。破門された後、自由気ままに武将の間諜働きを行う。そこに前作でも登場した伊賀の下忍たちが複雑に絡む。下忍、上忍、武将たちの描写のバランスが良い。特に下忍たちの描写は生き生きとして、見てきたかのようだ。2017/04/13

ひ ろ

11
★★☆☆☆ すみません。自分が悪いのです。たぶん小説は面白かった(はず) 先月半ばからの激務で、毎夜数行ずつしか読めず、ストーリーが全く頭に残ってません。好きなネタ、好きな時代背景な筈なのだが。。2019/10/09

TheWho

10
前巻では、伝説の忍者の飛び加藤こと加藤段蔵の生涯を核に忍者の実像を追いながら関東甲信越地方の戦国絵巻が展開していたが、本巻は、戦国の梟雄松永弾正の三好三人衆や筒井順啓、織田信長との抗争と信長の天下取りを軸に伝説の幻術士果心居士と伊賀忍軍との抗争が、並行して展開していく。松永弾正や果心居士は、山田風太郎の作品とは違い案外人間的に描かれていたのが印象的であった。文末で果心居士は生き残り次巻での活躍が期待される。次巻が楽しみです。2020/04/19

外道皇帝

1
忍者列伝と言いながら忍者の出番が少なかった。2022/06/03

あきのぶ

0
前作の鳶加藤にしても、今作の果心居士にしろ、主人公の敵役の脇に控える人外の魔性な輩として描かれる事が多いと思う。この作者は、どちらも人間として描いている。2017/06/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11102557
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数4件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす