内容説明
作家で武蔵野大学教授の著書による、現代日本人の死生観と仏教との関わりを説いたエッセイ。「私の死」とは何か、死を前にした時に我々は何を心の支えとして生きていけばいいのか、科学と仏教の重なるところに真理があるのではないか。団塊世代で自らも死を意識する年齢になった著者が、残り少なくなった人生を、仏教とともに愉しく過ごす術を綴る。(イラスト/しりあがり寿)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizimasu
4
正直、三田さんがこの手の仏教に関してかなり精通しているというのは知らなかった。過去にも著作がいくつもあるほどで、この本でも仏教の持つ死生観などを紹介しているが、いわゆる浄土の世界はもとより密教、法華経などの異なる宗派の死生観、あるいは世界観も概説していて、やはり小説家だから他の人への説明が行き届いている感じ。いわゆる対機説法よろしくなところが面白い。どうしても宗教家の書く仏教書に手が伸びがちだけど三田さんの仏教ワールドはカジュアルでもうちょっと深読みしてみたい2017/01/07
startvalue
0
★★★★2020/04/04
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