地方創生2.0―強い経済を牽引する「ローカルハブ」のつくり方

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地方創生2.0―強い経済を牽引する「ローカルハブ」のつくり方

  • ISBN:9784492212240

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内容説明

与えられる地方創生から独立経済の構築へ

京都、浜松、四日市、福山市など国内都市圏のほか、ドイツの拠点都市での実践事例に学ぶ自立共生型モデル

世界とつながる地方中核都市、「ローカルハブ」による自立共生型のモデルへとどう変えていくか。
各地域の競争と自立を促すボトムアップ型の制度設計のあり方を提案したい。

【ローカルハブ再生の7つの処方箋】
処方箋1 大企業を呼び戻せ(国内回帰・地方回帰)
処方箋2 グローバル・ニッチトップ(GNT)企業を増やせ
処方箋3 再生シナリオをビジュアル化せよ
処方箋4 地域資源の選択と集中により差別化を図れ
処方箋5 付加価値を追求せよ
処方箋6 特定セグメントをターゲットに突破を図れ
処方箋7 マネタイズに腐心せよ


[主要目次]
序章 2030年の地方の姿とローカルハブの必要性
第1章 急がれる都市と地方の新たなモデルづくり
 1.都市と地方の相互依存構造の弊害
 2.ローカルハブとメガリージョン
 3.日本でのローカルハブの再構築
 4.ローカルハブになるための本質的視点

第2章 ローカルハブ再生の7つの処方箋
 1.ローカルハブ再生に向けて
 2.ローカルハブ再生のステップと処方箋
 3.ローカルハブ再生に向けた課題

第3章 サステイナブルな地方創生に向けて
 1.産学官金による地方創生主体を再構築する
 2.ローカル・リソース・マネジメント
 3.日本のローカル・リソース・マネジメント実現の可能性
 4.サステイナブルな地方創生~「おわりに」に代えて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

13
地方創生に関する野村総研からの提案。東京一極集中と地方の組み合わせではダメ、メガリージョンと自立してサステナブルな「ローカルハブ」の組み合わせが重要という。ローカルハブのお手本としているのが、ドイツの都市であり、ドイツの産業構造、運営を支援する共同組合、インフラ運営方法などを紹介し、日本における実現イメージを提示している。2016/11/26

Mine

1
地方創生を進めるにあたっては、個性ある地域を作り出すのみならず自ら稼ぐことのできる「ローカルハブ」を創出することが有効だと説く。イギリス・シンガポール・ドイツ等の先進事例から、産業を洗い出しGNTを作り出すことは王道だろう。その他、産官学の空間的コミュニケーションの必要性などイノベーション創出に必要な要素に納得。 2017/05/17

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