内容説明
“アニメイズム”枠放送・完全オリジナルTVアニメの公式ノベライズ、完結。
7年前に家族を殺された復讐を果たすべく、仇であるヴァネッティファミリーに潜入したアヴィリオ。
ファミリーのドンであるヴィンセントに辿り着くために、その嫡男で復讐相手の一人ネロに接近していく。
親友であり右腕のヴァンノ、弟フラテ、ネロを慕う部下…。彼の近くにいた者たちは命を散らし、
アヴィリオはネロの側近としての地位を築いていった。
だが、着実に復讐を果たしていくなか、決断を下す時が訪れる。
アヴィリオが選び取るのは、友情か、復讐か。
敵も味方も、そして友も。一通の手紙がもたらした運命は、男たちを哀しみの連鎖に引きずりこんでいく…。
――この91日間は、あまりに熱く、切なく、そして儚い。
表紙は公式の新規描き下ろしイラスト。アヴィリオのシカゴでの出来事を描いた、
小説版だけのオリジナルストーリー「もうひとつの道」も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なー
3
アヴィリオ・ネロのアニメの表情からは読み取れなかった心情が、多少書かれている。エピローグは、その後が描かれているが、結局謎のまま。ノベライズとは言えないが、まあ、読んでよかった。2016/10/31
おぜ
2
小説だとアヴィリオがコルテオを思う気持ちが直に伝わってきて辛いものがある。番外編は重苦しい雰囲気の中に暖かさがあった。登場人物たちにも違う未知があったのかと思うと切ない。2016/11/01
クロエ
1
アニメ視聴済。チェロットはある意味視聴者代表なのかも。2016/12/31
Amagi
1
アニメでは表現されなかったアヴィリオやコルテオ、ネロの心情がえがかれており、より深く本作品の世界に入れた。アニメではなかったサイドエピソードやエピローグもあり良かった。ただ物議を醸したアニメのラストシーンに対し、小説でも明確な描写がなかったが、海から離れる際のネロの吹っ切れた顔が全てを物語っていると思う。2016/11/03
猫耳ありす
1
1ヶ月前のあの苦しみが戻ってきて、一度死んだ(終わった)物語がまた死んだ。彼らの内心は分からないから、アニメ本編では考察するしかなかった。それが全てノベライズに収容され、知りたかった感情の変化や曖昧に終わったラストの描写について、肉付けがしっかりとされていて素晴らしかった。ハッピーエンドといえないことに変わりはないけれど。ノベライズありがとうございました。2016/10/30
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