YA! ENTERTAINMENT タイムスリップ・ミステリー！ タイタニック沈没

著者名：楠木誠一郎【著】/千代多みく郎【絵】

講談社（2013/12発売）

• ISBN：9784062694476

内容説明

女子大生・麻美が世界中にタイムスリップ！青い鳥文庫の人気シリーズ「タイムスリップ探偵団」の姉妹編が「ＹＡ！」に登場！　美人女子大生・麻美は、あの有名な豪華客船にタイムスリップしてしまい……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はるき]

ざっくりした話と結構な無茶ぶりだが児童書ならではの楽しさがある。スピンオフで、本編を未読なので何とも言えないが、タイムスリップまでの過程が大雑把な気がする(^_^;)微妙かなぁ。

2015/10/02

[夏花]

女子大生・麻美さんの世界史へタイムスリップ。第一回目は「タイタニック」。タイムスリッパ―の掟、歴史を変えてはならない。だから沈むとわかっていても止められない。すごくもどかしいだろうなと思います。それに歴史が変わることでもしかしたら自分は生まれてこないかもしれない。本のように自分が薄れて消えてゆくってなったら、すごく怖そう。時間移動できるって楽しそうに思えるけど、実際はとても危険なことなんですね。

2014/06/02

[titti]

タイタニック沈没を聞いたことがあったから読んでみた。ストーリーの構成がよかった

2017/04/27

[しろのあ]

青い鳥のタイムトリップシリーズは日本史なので、いまだ食指が動かず。西洋史のが好きなのでこちらを読んでみました。YAなのでタイタニックの船内をもうちょっとくわしく描写して欲しかった。

2015/11/01

[二藍]

楠木さんの作品ほとんど読んでこなかったのだけど、図書館で目についたものをちょっと手に取ってきてみた。タイムスリップ三人組、あれ、もう中学生だっけ？　なんて思いつつ読みはじめ。彼らの姉貴分、大学生の麻美さんを主人公に物語は進んでゆく。今回のタイムスリップの舞台は、タイタニック。沈むと分かっているのは自分だけという状況の中で葛藤しながら、麻美さんは船で起こった事件の解決に挑む。タイムスリップに関する独特の設定も面白かったし、映画なんかで見たのとは一味違った雰囲気を楽しめた。

2013/09/08