国民の神話 日本人の源流を訪ねて

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国民の神話 日本人の源流を訪ねて

  • 著者名:産経新聞社【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 産経新聞出版(2016/10発売)
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  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784819112413

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内容説明

神話には日本人のすべてがある。
大自然、魂、そして祈りの原点がある。

「神話を大切にしない民族は滅びる」といわれます。しかし神話は「戦後教育の最大の忘れ物」ともいわれています。
20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮、60年に一度の出雲大社の大遷宮を機に、忘れてはいけない日本人の源流を訪ねてみました。
神話といっても、難しい話ではありません。本書には、乱暴者だったり、色恋に夢中になったりと、実に人間味豊かな神様たちが多く登場し、躍動します。
感受性豊かな祖先が築き上げた素晴らしい日本を、もっともっと好きになる一冊です。

連載時より大評判だった産経新聞「日本人の源流 神話を訪ねて」が待望の書籍化。
加筆、再構成され、読みやすくなりました!
目次
第一章 古事記・上巻  「戦後教育の忘れ物」ともいわれる神話の意義を見つめ直す
第二章 古事記・中巻  初代神武天皇から十五代応神天皇の足跡をたどる
第三章 古事記・下巻  十六代仁徳以降の天皇の徳ある政治と人間像を追う
第四章 物語を彩る神々  古事記が描く神話には、脇役ともいえる神々が登場する
第五章 出雲からの視点  神話の三分の一は出雲が舞台。ここから見た古事記はどんな意味を持つのか
第六章 ヒメたちの物語  古事記に登場する女神やヒメ。現代人の琴線に触れる女性の物語を読み解く
第七章 天地を結ぶ地・伊勢  式年遷宮で新たな生命を宿した伊勢に日本人の価値観の原点を探る
第八章 技を伝える  古事記には、ものづくりに関する記述も多い。技術の原点を考察する
第九章 物語から歴史へ  古事記と日本書紀、その性格の違いから神話の記述が異なる意味を考える

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

21
これまで読んできた古事記に関する本に比べて、圧倒的に面白かったです。1つ1つの話を細かく説明しながら全体をつなげる構成になっているので、点と点が線になっていくのがわかります。それぞれの挿話と、その話に出てくる神が祀られている神社が平行して書かれているので、スムーズに頭に入ってきます。オススメの1冊です。本当に奥が深い古事記の世界、読んでも読んでも疑問がわいてくる一方です。これからもいろんな角度で、古事記の世界を堪能したいと思います。2015/05/29

ちなつパパ

10
産経新聞紙上で連載されていた「国民の神話」の書籍化!単に古事記・日本書紀の記述をなぞるのではなく、切り口や視点を変え、ときに記紀の記述を対比させてくれる編集手法は、読み手にとって分かりやすい内容となっている。「日本人の誇りを大切に考える産経新聞社」だからこその一冊といえる本書を一家に一冊いかがですかね。2014/05/11

ながのゆうこ

9
古事記上中下の話の解説と角度を変えての有名どころの話の解説が何度も出てくるので無知な私でも絵本になっているような話は頭に入った。神話が現存する神社にちゃんと受け継がれている点が描かれていること、カラー写真が数頁付いていて目を休められるのもよかった。ただ、神話と実在の人物がどうつながっていくのかがよくわからないし何のための神話なのかもわからないので読みやすい本を見つけてまた読んでみたい・・・。2018/02/01

伸縮ラッパ

4
妙なメディアの誘導にまんまとのせられて、古来の歴史書をも否定する人が増えているようです。しかし、日本の国民性を表したものこそが神話なのだと思います。読み進めるうちに「日本人としての誇り」に気づきます。この本の感想が極めて少ないのが非常に残念です。2015/03/02

ヨハネス

4
日本創世の話、好きなんだけど登場人物、いや神々の名前が長すぎたり同一人物、いや神の名前がいくつもあったりでわかりづらいですよね。でもそんなハンデを乗り越える面白さがこの本にはあると思います。古事記と日本書紀の違いもやっとわかりました。例えれば日本書紀は海外に向けた首相の所信表明だからきっちり完璧な漢文。古事記は首相の国内へ向けた談話だから(漢字だけど)大和言葉。白兎伝説の因幡は医療に関する深い知識があった地域だとか、元々好きな人ならば楽しく読めると思います。元々興味ない人には相変わらず頭に入りにくいかも。2014/07/15

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