内容説明
ロフィーナたちが来たことで賑やかになった飛露騎の日常。クリスマスに初詣と、甘酸っぱいイベントが続く中、姫さまの興味はやっぱりおいしいごはんにあるようで……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
37
今回も飛露騎達が、落ち込むと世界を滅ぼしてしまうロフィーナ姫や侍女のヴヴと一緒に美味しいご飯を食べました。マグロ、すき焼き、焼き鳥、ハンバーガー等、飯テロ満載。飲兵衛の碧が雪漫々や鳥飼、十四代・龍の落とし子等の酒を美味しそうに飲みながらつまみを食べる様子にお腹が鳴りそう。焼き鳥もハツやセセリ、ボンジリ等、私が食べた事のない種類が登場し、食べてみたいと思った。普段はダラけた格好の碧がメイクをした時の変貌ぶりにビックリ。飛露騎にプレゼントを渡したり、彼との間接キスに真っ赤になる紅緒が可愛かった。次巻も買う。2016/11/08
かんけー
16
読むとお腹がすいちゃう?飯テロコメディの2巻目♪紅緒の姉ちゃん碧さん、before.afterの格差が有り過ぎて?女性ってホントに化けるのね...?豚肉の生姜焼きが美味しそうでもうのっけからごくりとwwロフィーナ姫が不安に成ると世界で異変が?今回も子猫が巨大化してパニックに(^_^;)でもでもタイトル通りロフィーナが美味しい料理を食べて?ご機嫌に成ればあら不思議?子猫はちっちゃく可愛く元に戻って(^.^)碧さん、津留美さん、ブブさんの年長組のやりとりが可笑しく、理由を付けてはお酒を飲む様子が微笑ましい?→2016/10/30
中性色
14
最初バレンタインの贈り物かと思った。今回もさまざまな料理を食べるだけの作品。地味に季節被った。そういや春菊って鑑賞用の春に咲く菊の方から名前来てるのかと調べてふと思った。しかし、最近のおせち料理は食材さえ同じであれば違う料理だったりとか、お重に入ってればなんでもええやろ的なのばっかで、逆に伝統的すぎるのは見かけないよな。ちなみに昆布巻き派。個人的にはヴヴが好み2018/12/29
bluets8
7
1巻をさらに上回る飯描写含有率とそれに見合った飯テロ力で大満足な一冊。しかも酒と肴の多いこと。十四代に始まり十四代に終わるラノベって前代未聞にも程がある。そうそう飲めないからフィクションではっていう願望込みなんだろうか。お気持ちは大変よくわかります。あー腹減った。2016/10/28
真白優樹
7
異世界の姫様達とクリスマスやお正月を過ごしていく中、それぞれの関係性が少しだけ変わりだす今巻。―――巡る季節の中、少しだけ変わるものと変わらないもの。仄かに恋愛と主従の友情のスパイスの香りが漂う今巻、だが主軸はやはりご飯のシーンであり、特に特定の年代層を狙い撃ちするメニューが並ぶ、つまりは前巻とコンセプトは変わらず更に進化し加速しているのである。少しだけ距離を縮める主従、距離感に悩む幼馴染、だけどやっぱりご飯を食べに行く。世界が滅亡するから。この細やかで、だけど甘く優しいおはなしはどこへゆく。2016/10/26