GA文庫<br> のうりん13

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GA文庫
のうりん13

  • ISBN:9784797389425

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内容説明

俺の名前は過真鳥継。岐阜県の農業高校で寮暮らしをしている。
同じ寮生の木下林檎が姿を消し、親友の畑耕作がショックを受けると思ったんだが……その耕作が、次期生徒会長に立候補すると言い出した。
ちょっと驚いたが、俺も農も賛成だ。耕作が前向きに日常を取り戻そうとするなら、協力するに決まっている。
だが、そんな日常を震撼させる事態が発生!
なに!? 『バレンタイン終了のお知らせ』だと!? こんなことをするのは……あの先生(ひと)しかいない!!
遂にあの巨乳があの眼鏡に告白!? 変わりゆく季節の中で、誰もが大切な決断を下す第13巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

63
林檎が農業高校を去ってからの話。耕作が生徒会長に立候補したり、ココイチの廃棄カツの転売問題について話し合ったり、ベッキー(独身)がバレンタインを潰そうと校内を制圧してチョコ狩りを行ったりしていたが、林檎がいないので少し寂しい。納豆のネバネバが美容や砂漠の緑化に活用されている事、魚の養殖を行っている農業高校が意外と多い事、地球温暖化で氷が解けることにより、鉱物資源等を採掘出来る地域が拡大化している事等、豆知識も豊富。廃棄カツ問題の詳しい考察や、食品表示の「優良誤認」についての話が特に面白かった。次巻で完結。2016/12/18

Yobata

31
林檎が田茂農林から消え、意気消沈を見せるかと思われた耕作だったが、耕作は次期生徒会長に立候補をするなど日常を取り戻していた。そんな2月、いつものあの人がバレンタイン終了のお知らせを出す中、ついにおっぱいさんが告白を決意し…。林檎の突然の消失によって、さぞショックを受けるかと思ったが、意外と立派に林檎や今後のことを考えてた耕作。林檎がいなくなってもバイオはホモってたし,ベッキーはトチ狂ってたしといつも通りな田茂農林だったけど、やっぱどこか心にしこりが残ってたんだね…最後の会長選挙演説ではよく言った耕作‼︎→2016/10/14

わたー

30
★★★★★何も言わずに突然、耕作たちのもとを去った林檎。その欠けたピースを埋めるかの如く、いつも通りのバカ騒ぎを続ける彼らではあったが、彼女がいなくなった影響は大きく…な13巻。今回は、1巻の内容を踏襲したり、これまで通りのパロネタと時事ネタをいれることで、林檎がいなくなった穴がより鮮烈に印象付けられた回であった。それでも、ネタの面白さは衰えていないのが著者の凄いところだと思う。次巻、ついに最終巻。ラストで漢気を見せた耕作がどのような結末を勝ち取るのか楽しみだ。願わくば、早めに続きをお願いしたい。2016/10/16

流言

25
お前、終わるのか……? お嬢と継が付き合うという福音は、物語が終わろうという終局の足音でもある。いよいよ終わるのか……と思うと感慨深い。ベッキーならずともこの世界を破壊したい。もっとこの作品を破壊したいと思ってしまうというもの。でも、今回全然農業の話してないね? CoCo壱番屋と関連して、食品ロスの話をしたくらい。僕は農家だから、農業トークが見たいんだよ〜というのが残念といえば残念。2018/04/18

玖珠瀬ルカ

13
表紙通りおめでとう!!今回も面白かったですが・・・矢張り林檎ちゃん不在は悲しい。次巻最終でどうなるのか!!2017/01/17

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