内容説明
木下林檎です。新しい年が始まりました。岐阜に来て初めて迎えるお正月は不思議な風習がいっぱいで楽しいです。大きな天狗の像にお参りしたり、田んぼで竹と大量のゼ●シィを燃やしたり、一緒に担任(41)も燃やしたり―― え? そんな風習ない? ……でも、やったわよ? ねえ若旦那? やったわよね? ……あら? 若旦那のお腹から、何かが…………ま、まさか若旦那、あなた、本当は――!! シリーズ最大の衝撃! あのラブリーなマスコットに秘められた謎が明かされる、驚天動地の第11巻!! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
47
一応、僕も農家だから品種の独特のネーミングは見慣れたものではあるんだけど、こうしてネタに昇華されてみるとシュールだな……。作中にはでてきてないけど『フェニックス』という除草剤がお気に入り。除草するのか生き返るのかどっちかにしろ。作物だと『ミルキークイーン』と『インカの目覚め』が抜群にネーミングアドバンテージの高い名前として知られていますね。現在、品種名が広く知られている作物はコメ、イモら炭水化物とナシやリンゴ、イチゴなどの果物ぐらいしかありませんが、野菜もそういう形でブランド化していく方法が……あるかな?2017/01/31
giant★killing
44
P57「ゼク⚫︎ィィィィィィィ_______ッ‼︎」←クソワロタwww。P58の黒焦げベッキーの挿絵も最高www。内容は正月を迎えどんど焼きを行なったり、若旦那から若旦那が出てきたりと、相変わらずの農業高校生ライフをエンジョイする耕作達。その一方で、時折林檎が憂いを帯びた表情をしており…。バイオ鈴木のおち⚫︎ちん連呼も強烈でしたが、やっぱりテレビショッピングで自分自身を商品にしたり(月々398000円お支払い”する”らしいw)、クリスマスに茅場晶彦の如く生徒を体育館に監禁するベッキー先生には敵わないw。→2015/10/01
ナカショー
40
序盤のこれでもかというゼクシィにゲシュタルト崩壊起こしそうだったのと、若旦那が実は雌だというのがこの巻の個人的なハイライト。ラストの展開が非常に気になるので次巻も非常に楽しみ。2016/06/15
Yobata
39
正月を迎え、左義長祭で新年も馬鹿騒ぎな耕作達。1年前のこの頃にあった語られる若旦那との過去に秘密。そして来年育てる作物の品種に林檎は米を選び、意気揚々とするも…。オバフォー(41歳)になってもベッキーはヤバイなwゼク⚪︎ィどんど焼きによる自分への延焼は化け物すぎる…wテレビショッピングも想像通りだし去年のクリスマスの闇茅場晶彦も爆笑。今回はラブリー若旦那と打ち解けあった過去話もありで、まさか子供生まれとるとは…。ワカダンナノミクスの影ではバイオが相変わらず頭おかしかったし…。その中で来年に向けて→2015/09/12
highig
33
祝!シリーズ100万部突破。ワンピースの売り上げなどを見たりすると感覚が麻痺するが、本が売れないこのご時世に、ラノベでこの売り上げは立派なものである。さて、ではこの本の何が評価されてここまでの売り上げに繋がったのだろうか。面白いから?勿論娯楽作品だ、面白くなければ話にならない。表紙の林檎ちゃんが可愛い?勿論切符先生の絵は最高だ、宇宙一カワイイよ~!だがそれだけではあるまい。自分が思うに、この作品がここまで多くの人間に支持されるのは・・・『為になるから』。それは単純な「知識」という話だけではない。2015/10/22