内容説明
〈壁〉のさらに北にある中空の丘にようやく辿り着いたブランは、丘の内部でウィアウッドの玉座につき〈最後の緑視者〉である〈三つ目の鴉〉から「空の飛びかた」を学んでいた。黒の城では、〈冥夜の守人〉総帥のスノウが〈壁〉を死守するため多くの施策を実行する。さらに南に下った白い港では、囚われて処刑を待つスタニス王の使者サー・ダヴォスの前に思いがけない人物が現われて……大展開が迫る緊迫の異世界戦国絵巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたなべよしお
25
いやはや、それでなくとも登場人物が多すぎるのに、ここに至ってさらにさまざまな人物が出てきて四苦八苦してます。それでも、ぐいぐいと引っ張っていく筆力はさすが。疲れても読むのをやめられません。さて「下」に突入だ。2016/11/16
Yoko
15
シオンがウィンターフェルで「シオン」に戻る様に少し救われる。ジェイミーの公正さも良い。それ以外は明るい話題なく、寒く辛く希望が見えない。ブランは?サンサは?アリアは?ジョンは?あまりに違う舞台で踊り続けるスタークの子らがどうなるのか…、残り一冊のとこまで来て読み切ってしまっていいものか、その時自分が耐えられるか自信がないっす。2018/08/19
ゆう
14
前作に時間が追いついてきた。 残りあと一冊になり、どんな感じに物語が途切れるのか不安。記憶が薄れないうちに次作が出るんだろうか。2020/08/07
タッキー
14
これを読み終わり、現在刊行されている本は残り一冊。この物語、本当に終わるのかと思いつつ、ジェイミーとブライエニー、ものすごく気になるところで、中巻は終了。また、ティリオンがなかなかな気の毒な状況です。いろんな気になる登場人物が多く、残り一冊も楽しめそうです^_^2017/11/09
naotan
13
ここに来てファンタジー色を強めてきた感じの中巻。既刊ではあと1冊を残すのみです。寂しいね。2018/09/08