内容説明
知っているようで知らない、マナーの真髄に迫る!? 人生いたるところにマナーあり。マナー大国ともいえる日本のさまざまなシーンを取材しつつ、おもしろおかしくニッポンのマナー論を展開。独自の視点で身近なテーマを掘り下げる気鋭のノンフィクション作家が考える「マナーから見た日本人論」。
目次
はじめに
第1章 おじぎで鍛える
第2章 満員電車の約束
第3章 挨拶で口封じ
第4章 食べ方の次第
第5章 くさい関係
第6章 会議しまーす
第7章 結婚するつもり?
第8章 レディー・ファーストで命拾い
第9章 踊る抱擁
第10章 吉凶を笑う
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
39
高橋さんってやっぱり面白い。いろんなことを調べて取材していくのだけれど、単なる雑学知識に終わらせずに自分の智恵として体得するからなんでしょうね。Wikipediaでは、こうはいきません。臭いと会議、食べ方の章が笑えました。2016/06/14
くさてる
14
秀実さんらしい内容。なのでファンならとうぜん文句はないのです。大きなテーマや専門家を前に、素直な素人として右往左往する様を見せ、軽妙で自虐的な姿勢で笑わせつつも、秀実さんのツッコミはいつもすこしだけ意地悪い。マナーというテーマでもそれは変わりありません。おじぎや満員電車、会議や婚活、社交ダンスという場面でもゆるぎないその姿勢が楽しかったです。2016/07/26
coldsurgeon
6
人生とは人が生きることであり、私の中に人が生きることである。マナーは、決まり事ではなく、やり方を示しているだけだとわかる。2016/07/12
nizimasu
5
コラムニストとしては最近圧倒的に好きな存在。周囲に取材をしながらそれを持論を補強するような手法でコラムを紡いでいく。テーマになっているのは日本人のマナー。そもそもマナー本が江戸時代に地方出身者が流入したことで盛んになったりマニュアル本を町人が買い求めたり。さらには禅のおかげで挨拶言葉ができたりと意外と知られていないルールが成立していったのがわかる。マナーってコミュニティだったり社会が成立しないと行けない概念で実は日本の共同体のローカルルールが主流だった時代から変遷していったのがこの本から読み解ける。面白い2016/12/25
Humbaba
5
人間の五感の中でも、匂いは本能に深く結びついている。どのような刺激であれ受け続けていればそれに対する感受性は低くなるが、その中でも匂いについてはすぐに感じられなくなるという特徴がある。そのために自分の匂いというものが一体どのようなものなのかはなかなかわからないという問題がある。2016/07/08
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