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内容説明
●名著『ゼミナール日本経済入門』を全面刷新
本書は、30年にわたって読まれてきたベストセラー・テキスト『ゼミナール日本経済入門』をより読みやすく、わかりやすく全面刷新。戦後70年を踏まえた「日本経済の今」を分析します。金融、物価、景気、産業構造といった基礎知識のほかに、貿易摩擦、財政改革、環境問題といった応用問題についても解説しています。本書一冊で日本経済についての基本から最新情報まですべてが得られます。日本が幸運にもデフレ経済からの脱却に成功したとして、その後2050年頃に向かう日本はどのような姿をたどることになるのでしょうか。日本が向き合わなければならない課題は山積しています。その中でも、少子高齢化を伴う急激な人口減少は最も深刻な問題です。終章では、課題先進国日本の「これから」に正面から取り組んでいます。
●経済を見る目を磨く3つの読み方
本書は、序章と終章を除く各章が三部構成になっています。
(1)最新の動きを「さっと読みたい」という方は、第I部の「日本経済TODAY」だけを読んで下さい。それだけで最新の日本経済の入門書になっています。
(2)問題の背景や歴史的経過、経済理論との関係に興味のある方は、第II部の「歴史・理論を学ぶ」まで読んで下さい。応用能力が身につきます。
(3)生きた日本経済や産業構造の変化を自分で分析し、将来を予測したいと思っている方には、第III部の「統計を読む」が役に立ちます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tai
10
2015年に発刊されデータは2013年までだが、これからの社会を考えるに基礎を整理できた。 日本が直面する重要な課題を 1.人口減少社会 2.サービス産業を軸とした新しい産業の育成 3.分散型エネルギーシステムへの移行、とする。観光産業は全く前提が変わってしまった。人口減少率>経済成長率の減少、なら一人当たりGDPは上昇する。生活水準の向上をどう目指すか。持続可能な社会の構築として目指すローカーボン・グロウスは、オイルショックの反動から80年代から90年代は出来ていた。良い方向に変えていきたい。2020/05/05
carbon_twelve
1
担当者の違いだろうか,ある箇所はよく書けているかと思えばまたある箇所はうんちみたいな記述で,選り分けるのがめんどくさくなって読むのやめた2019/01/08
かんちゃん
0
日本の経済史を概説しつつ、経済理論関係の主要どころの紹介。大部の書籍ですが、盛り込まれている内容の量を考えるとよくまとまっているんじゃないかと思う。主要統計のリストにもなる点で、後で読み返したり、本書以降の内容も含め自学に役立てるには向いているかもしれない。2015/11/08
Hisashi Tokunaga
0
ふーっ読み終りました。結局かなりいい加減に読んでしまったようです。日経人の日本経済入門ですね。著者人の読書歴が解る仕掛けにもなっているのだが、いかんせんやや古いのでは?それとも経済学ってそれほど進化してないのかな?本書はいささかアベノミクスを意識して新装されたようだが、斬新な切り口は少ない。(老人のたわごとほどではないのだけど、言うだけムダのような論説では?)2015/05/06
葉
0
戦後70年の日本の相場やバブル時代の財政事情とデフレ経済からの失われた10年についてロジスティック曲線で説明されており、主要国の開廃業率の推移では日本はイギリスやアメリカよりもどちらも低い。アベノミクス景気については評価と課題に景気後退の懸念と格差拡大について書かれいる。また、マイナンバー制や国と地方のあり方、大幅に改定された産業分類などが取り上げられている。2015/03/25