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内容説明
『季刊 怪』で長期連載された伝記漫画集第二弾。水木しげるが少年時代の自身と似ていると語るコナン・ドイルから、妖怪は存在しないという、水木とは真逆の考えを持つ井上円了まで、妖怪学の大家による古今東西の奇人レポート! 「水木しげる漫画大全集」-半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。第1期33巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ただいま蔵書整理中の18歳女子大生そっくりおじさん・寺
23
水木しげるによるコナン・ドイル、宮武外骨、出口王仁三郎、役小角、井上円了の漫画伝記。神秘家列伝という事だが、宮武外骨は全く神秘家ではないような気もする。ドイルは案外、生々流転の感じに意外だった。外骨のみ再読だが、南方熊楠&猫楠が出て来て嬉しい。私は外骨ファンだ。出口王仁三郎(スサノオ)と出口なお(アマテラス)のやり取りは狂気の沙汰過ぎて笑った。役小角は昔ならではの不思議話。井上円了の妻の名前がブラックマヨネーズと同じ吉田敬なのも可笑しい。私の好きな勝海舟も登場。円了先生は愛すべき人だと思った。2014/06/15
ぐうぐう
14
妖精の存在を信じたコナン・ドイルや、新興宗教を興した出口王仁三郎などを水木しげるが取り上げるのは、大いに理解できる。しかし、まったく神秘的なエピソードがない宮武外骨や、妖怪を否定し続けた井上円了をわざわざ描くのが、なんともユニークだ。たぶん、水木のチョイスの条件は、共感以上に、どれだけ風変わりな人物だったか、という点に尽きるのだろう。そのスタンスは、必要以上の感情移入を排除し、飄々としたスタイルで描くことを可能にし、だからこそ、稀有な人物達の稀有な人生が、ストレートに伝わってくるのだ。2014/06/22
大臣ぐサン
4
今回の神秘家はコナン・ドイル、宮武外骨、出口王仁三郎、役小角、井上円了。今思い出してみると、妖怪博士井上円了も外骨もこの作品で初めて出会ったと思う。大先生の伝記物は人選が非常にユニークだ。2014/05/21
とんかつラバー
3
宮武外骨は教科書でうっすら習った記憶があるけど、こうして漫画を読んでたらもっと歴史にも興味が持てたのに!2020/07/13
あにこ
0
反・迷信家の井上円了。奇人そのものの宮武外骨。神がかりの出口王仁三郎。出口なおと王仁三郎が一体何者だったのか、よく理解できていなかったが、この機にざっくりふれられてよかった。
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