内容説明
神岡北高校の学園祭で起きた集団失踪事件から二ヶ月。突如数百人の人間が消えるという異常事態の余波は、未だ収まってはいなかった。そんな時、失踪した高校生が一人、何者かに食いちぎられたような傷を全身に負って発見された。だが、常世の霧にまかれて消えた人間が、ただ戻ってくるはずがない―明良たちは高校生を調べ始める。その明良たちの周辺に見え隠れする謎の影、悪化する柊美の病状…事件は破局に向けて、加速してゆく。人気ホラーシリーズ第六弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょうはく
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新しく、丸谷崇(警官)が登場する。ただ、結局正当な4人目ではなかった。 本来の4人目は既に死亡していて、影取に乗っ取られているような状態、実は紫の者の血縁は神岡町にある程度存在していて、4人目の能力を使って幽霊を操り、紫の者の縁者を殺して必要なところを喰っていたというオチ。 丸谷は4人目の分家のような関係。 柊美はある覚悟をして、闇を受け入れて銃を打ってしまう。2016/02/27
ケロケロ
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★★★★★2014/02/05
いけせ@特異性信者
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ちょっと違った感じの巻。お?と思ったところも多かったが、ん?ってところもあった。ただ前半の引き込み具合は凄かった。ラストも期待していますよ。2012/09/23
ヤムチャ
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つなぎの話にしては面白かった2012/04/06
とりさぽ4年生
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7冊のうちで一番冗長かな?不気味なだけ?柊美さんの心理の流れが少し不自然な気がします。2011/01/05