電撃文庫<br> ダーク・バイオレッツ

個数:1
紙書籍版価格
¥561
  • 電子書籍
  • Reader

電撃文庫
ダーク・バイオレッツ

  • ISBN:9784840221160

ファイル: /

内容説明

幽霊を見ることのできる「紫の目」を持った高校生・神野明良は、ある朝、幽霊ばかりが乗った謎のバスに乗ってしまう。乗り合わせた少女・御厨柊美と共に辛くも逃げ延びた明良は、神岡町で連続する謎の殺人事件の被害者の顔が、バスの幽霊たちと一致することを知る。同様の事件が戦後まもなく起きていたこと、その事件を明良の祖父と柊美の祖母らが解決したことを知った明良たちは、謎のバスの正体を探り始めるが…。幽霊を見ることのできる「紫の目」を持つ少年明良と、幽霊に触れることのできる「紫の手」を持つ少女柊美の活躍を描くホラーアクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのぼん

25
幽霊を見ることのできる目をもった少年と、とあるきっかけで出会った少女とが軸で物語が進みました。幽霊を扱っていたのと同時に、人の心の闇みたいなのも描写されていて、その辺りも怖かったです。2012/12/13

熊谷次郎

5
「ビブリア古書堂」著者のデビュー作。もう10年以上前の作品ですが、当時からキャラクターの完成度が高く、かなり楽しめました。ホラー要素も秀逸で、「ひんやり」できます。巻を重ねる毎にキャラが増え、世界観も厚くなっていくのも魅力かと。

jellybeans

5
数時間でイッキによみました。ライトノベルズと言うと若者向きとか、軽いとかのイメージがあるけど、そんなことはない。逆に子どもから大人まで万人向き。ライトノベルズにはまりそうです。2012/11/19

naby

4
ビブリア古書堂が予約待ちなので同じ作者の他のものをといういつもの手。コミックス感覚でサクサク読めた。バスの中で前の席に座ってる女子高生の首がガクンと目の前に逆さになっていて、うなじの皮一枚で繋がっている、なんて描写は頭に浮かんできて怖い。ただ、赤い(などの)眼で霊が見えるのは「心霊探偵八雲」「バムピール(バはうに点々)」でもあるし遺伝は「八雲立つ」や篠原智絵のコミックスの設定にも多いから、もうちょっと差別化が欲しい。じゃないと読んだらすぐ忘れそう。くせがない。2012/02/24

hideki

3
この手の本は、今まで子供っぽいようで、あまり読まなかったんですが、三上延さんの本が読んでみたくと読みました。 悪くないですね。 ビブリア古書堂ほどリアリティはないですが、登場人物の描き方が良くて、こちらはアクション場面の書き方も気に入っています。 エンタテイメントとしては惹かれるので、続きも読んでみます。2013/09/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/482408
  • ご注意事項